ワイルドナイツとの全勝対決を落としたブレイブルーパス東京は、第10節で三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦。前半、4連続トライで試合のペースを掴むと後半、ダイナボアーズにペースを握られるも、結果としてはボーナスポイント1を確実に獲得して快勝。2位をキープした。前節のワイルドナイツ戦から2試合連続で先発出場し、今節は先制トライを決めた森勇登に試合後話を訊いた。
東芝ブレイブルーパス東京 WTB森勇登
今はWTBをやっているんですけど、WTBをやっている感覚ではないんです。もっとチーム的にはSOから次に行くBKの選手がボールを貰って、ボールを動かしていけたらと東芝はもっとトライも取れるしいいアタックもできると思っています。
今はどこでもという感じです。近鉄戦ではSHをやる想定でしたが、まだ1試合もやったことないですけど、(SHを)する機会があればしっかり仕事しようと思っています。
調子もいいので、ボールをもらう機会を増やしたり、キックもパスも頭の中にあるので、しっかりボールを動かしてチャンスがあったら自分でも勝負する、そしてチームに勢いをつけたいですね。
チームというか、選手から認めてもらえているという感覚が徐々に感じてきているんでそれは自信になっています。練習中とか、試合後に選手の間で良かった選手を選ぶんですけど、それに選んでもらえているので結構それは自信につながっています。
(ディフェンスについては)元々タックルしてからすぐ起きて、他の仕事をするというのは小柄な分、自分の強みにしていきたいと思っています。そこが出せたのはよかったかなと思います。
(モウンガ選手とサイズとしては変わらない)ステップの使い方とかは見ていて勉強になりますね。僕くらいの身長でもいけるんだなという自信にもなっています。
(チームのMVPについて)スタートメンバー、リザーブメンバー、メンバー外の選手からと3人選ばれるんですけど、これまではリザーブが多かったので、リザーブからのインパクトを出すことができたとして選んでもらえたことは、トヨタ戦とか近鉄戦からですね。
昨シーズンはほぼメンバーに入ってなかったんで、「Kナイン(メンバー外)」のところでは結構選んでもらっていました。やっぱり試合に出ないと自信の度合いも結構違いますけどね。
(プレータイムが長くなったことについて)グラウンドレベルだと、失敗例とか、成功体験とかいろんな場面や状況を感じることができるので、試合の後に映像を見たりして、もっとこうしたらいいなというのは自分で感じられる部分が違いますね。元々メンバー外だったときに無茶苦茶学べることがあったので、それを今出せているのが一番成長につながっていると感じます。