対抗戦最終節展望―帝京が勝って優勝決めるか、早明戦にもつれこむか。 | ラグビージャパン365

対抗戦最終節展望―帝京が勝って優勝決めるか、早明戦にもつれこむか。

2021/12/02

文●大友信彦


関東大学ラグビーは11月28日にリーグ戦グループが終了。東海大と日大が6勝1分、勝点32で並び、総得失点差の比較になった結果、東海大が4年連続11度目の優勝を飾った。大学選手権には2位の日大、3位の大東大までの3校が出場する。

そして対抗戦グループは、11月27日に昨季5位以下の4校が全日程を終了。大学選手権最後の枠をかけた日体大と筑波大の対戦は日体大が勝点5-0で勝利。3勝4敗で並んだ筑波大を勝点で上回り、5位を確定。13季ぶりの大学選手権出場を決めた。

13季ぶり大学選手権出場を決め喜ぶ日体大の部員たち

13季ぶり大学選手権出場を決め喜ぶ日体大の部員たち

前回の大学選手権出場は2008年度。慶大、明大、筑波大を破り、帝京大と早大に敗れたものの5勝2敗で3位フィニッシュ。当時のSOは後に三洋電機/パナソニックに進んだ大澤雅之。明大戦では自陣10m線付近から直線距離推定62mの超ロングPGを成功させた。正式な記録ではないが、記者が把握している範囲では国内で記録されたプレースキックの最長記録だ。

そんな偉業が刻まれたシーズン以来13年ぶりという大学選手権出場だが、実は今回と同じ対抗戦5位には2019年度も到達している(この年は対抗戦からの出場枠が4だった)。


プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ