1月13日、秩父宮ラグビー場では第61回全国大学ラグビー選手権決勝が行われ、帝京大学が早稲田大学に勝利し、4大会連続13回目の優勝で幕を閉じた。帝京大学、LOカイサ・ダウナカマカマ(2年)は、早稲田大学のキープレーヤーである、FB矢崎由高、SO服部亮太に対して突き刺さるようなタックルで前進を完全に封じた。後半には、貴重な追加点となるトライも決めチームの日本一に貢献した。4年生との2年間、そして連覇という襷を引き継ぎ挑む来シーズンについてどう挑むのか、試合後話を訊いた。
帝京大学 LOカイサ・ダウナカマカマ
(タックルが良かった)ありがとうございます!まずは勝って本当に良かったと思います。それしかないっすね。
(今日できたこと)まずはタックルのところ、ずっと練習してきて毎日毎日、練習の後に自主練習でもやってきたのでそれを最後の試合で結果を出せたのが嬉しかったです。
(矢崎選手や服部選手へのタックルが決まっていました)あの2人をしっかり止めたかったんですけどそこは今日できたと思います。
(トライのことは覚えている?)はい。覚えています。ほんまに初めて決勝でトライしてやっぱり嬉しいですね。最後のパフォーマンスもできて嬉しかったです。
(決勝でピッチに入ったとき緊張した?)決勝でしたけども緊張はしなかったです。「もうやるしかない」んで。初めて観客も多かったんですけど緊張はしなかったです。
(この1年やりきって自分の中で成長できたことは)さっき言ったように、タックルのところがすごく良くなったと思います。監督や岩出先生からみんなずっと言われています。意識して毎日やってきてそれが試合に出ました。
あとコミュニケーションのところ。僕シャイなんで、あんまり喋れないし、厳しく教えてもらっていました。そこがコミュニケーション取れるようになったのが成長できたかなと思います。
(この4年生はどんな4年生?)いやあ最高ですね。2年間やってきて。僕が高校から入ってきたとき、(青木)恵斗も(本橋)拓馬もすごくて、信じられなかったですね。帝京大学に入って全然Aチームに入れなかった。ずっとBかCでした。
(4年生から学んだことは?)リーダーシップのところ。さっき言ったように僕シャイなんですけど、(李)錦寿からは「お前ちゃんとAチームに出ているんだから、自信をもっていけ」と言われました。
(先輩たちが連覇を果たしました。来年3年生です。来年は?)もちろん変わらず日本一を目指します。