後半26分、帝京NO8奥井章仁が勝利を引き寄せるトライを決めた。高校でも日本一を経験している奥井。昨年は準決勝で早稲田に敗れ決勝の舞台に立つことができなかった。負けてからチームとして何が足りないかを考えそして今年決勝の舞台で強い帝京大の戦いを見せた。
「(高校の時と比べて)どっちも優勝は嬉しい」
試合前からキャプテンの細木さんも監督もディフェンス(DF)勝負と言っていた。この1週間、DFにフォーカスしてやってきた。京産大さんで体を当てきれなかったことが課題に挙がっていて、(今日の試合は)しっかり体を当てられたことが勝利になった。体のケアをしながらスタッフ陣にコントロールしてもらって自分たちが100%できるようにフォーカスしてもらって、そのおかげかなと思います。
――密集でファイトした
この1年間通して、しんどいところ、芯のプレーをやり抜こうと細木キャプテンが言い続けていて、今日はそれが15人だけでなく、見ている選手もできた。体当てているのも仲間のおかげや、大学、トレーナーのサポートもあったので感謝しています。