サクラフィフティーンへの注目度が高まっている。
7月24日、釜石市で行われた南アフリカ代表スプリングボクス・ウィメンとの一戦に15‐6と完勝。勝ったという結果もさることながら、サイズで上回る相手に80分間猛タックルを反復する戦いぶりが、多くのファンの心を掴んだ。国内テストマッチ4連戦で勝利を重ねれば、10月のW杯に向け注目度はますます高まりそうだ。
そもそもサクラフィフティーンとは、どんな人がプレーしているのだろう。そこで、RJ365では、サクラ15のスコッド52人のプロフィールを集計してみた。
結果は果たして。
所属チーム
まずは現在の所属チームを見てみよう。上位は以下の顔ぶれだ。
1 アルカス熊谷 9人
1 三重パールズ 9人
1 横河武蔵野アルテミスターズ 9人
4 日体大 7人
5 ながとブルーエンジェルス 4人
5 東京山九フェニックス 4人
アルカス、パールズ、アルテミスターズの社会人3クラブがトップに並んだ。この3チームの選手で全体のほぼ半数を占めた。
アルカスは立正大を拠点に2014年に創立したクラブで、埼玉県内の企業と連携しながらチーム強化に励んでいる。2016年リオ五輪には13人中9人を送り込んだ女子ラグビーの名門だ。9人のうち現役学生も西村、吉村、今釘と3人含まれている。
三重パールズは、2021年に行われる三重国体に向けて2016年に創立されたチームだ。今回選ばれた9人のうち日体大OGが山本、庵奥、伊藤、谷口、細川と5人を占めるが、流経大から加入した北野、アルカスからナナイロプリズム福岡を経て加入したマテイトンガなど、多様なバックグラウンドを持った選手が加わっている。