ブラックファーンズとは?サクラフィフティーンが戦うラグビー王国女子チームの歴史と注目選手を紹介 | ラグビージャパン365

ブラックファーンズとは?サクラフィフティーンが戦うラグビー王国女子チームの歴史と注目選手を紹介

2022/09/19

文●大友信彦


「日本の女子ラグビーの歴史で、ブラックファーンズと戦えること自体が初めて。戦えることに誇りを持って、自分たちがどんなプレーを出来るのかにフォーカスして臨みたい」

南早紀主将の声には張りがあった。

10月8日に開幕するワールドカップに向けて、サクラフィフティーンこと15人制女子日本代表は、9月15日にニュージーランドへ旅立った。だがサクラフィフティーンにとっては、ワールドカップの前に大きな戦いが待っている。それが、9月24日に行われるブラックファーンズこと女子NZ代表との一戦だ。

サクラフィフティーンにとって、NZとの対戦は史上初だ。しかも会場は男子ワールドカップの決勝が2度行われた王国の聖地イーデンパークで、ブレディスローカップとのダブルヘッダーだ。

「聞いたとき、正直鳥肌が立ちました。フィールドからいったいどんな景色が見えるんだろう? と想像したけど想像つかない」と言ったのはLO玉井希絵だ。

「テレビで見ていた舞台。そこで自分がどんな感情になるのか想像もつかないけれど、そんな大舞台で試合をできる機会なのだし、どんな感情になっても受け止めたい」とはSO/CTB山本実だ。

サクラ戦士たちは興奮を隠さない。NZといえばオールブラックス。ここ1年ほどはやや不振とはいえ、世界に名を轟かせてきたラグビー王国の女子チームだから、強いのは当然とも思えるが…その実績は、男子のオールブラックス以上かもしれない。

ブラックファーンズのハカ「Nga-Rongo-Toa」

ブラックファーンズのハカ「Nga-Rongo-Toa」


プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ