7月5日から行われる男子セブンズ日本代表候補合宿のメンバーが発表された。その中の一人、松井千士(サントリー)は同志社大学在学時から代表に招集され、スピードが魅力の選手。リオ直前で代表から外れ悔しい思いをした男がもう一度、代表に戻ってきた。先日行われたジャパンセブンズでは3試合全てに出場し、3トライとフィニッシャーとしての役割を果たしていた。
「ちょっとまだスピードが戻っていない感覚がある」
――ジャパンセブンズの決勝(対東海大戦)も含めて3試合全部でトライを挙げました。
松井 (決勝は)すごくいい形で(橋野選手に)裏のスペースに蹴ってもらってトライ取れました。ですが、ちょっとまだスピードが戻っていない感覚があって、まだ世界のトッププレイヤーに通用しないなと思います。
――6月、サントリーの一員としてブランビーズ戦でケガから復帰しました。
昨年10月、熊谷で行われたパナソニック戦で相手選手にタックルされてから、上に乗られちゃって骨折してしまいました。左足の指が親指以外の4本、脱臼骨折してしまった。2トライ取って良い調子かなというところでケガしてしまいました。ドクターから長引くと言われて、治っても体重を乗せたら痛むって言われていました。歩けるようになったのがトップリーグの決勝戦の前(1月)でした。