大阪桐蔭優勝のカギはサイズ偏重から機能性重視へのシフト。敗れた桐蔭学園もスコア率の高さは圧巻! | ラグビージャパン365

大阪桐蔭優勝のカギはサイズ偏重から機能性重視へのシフト。敗れた桐蔭学園もスコア率の高さは圧巻!

2019/01/09

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


あけましておめでとうございます。翔太です。
旧年中は大変お世話になりました。
昨年は日野レッドドルフィンズのスキルコーチという新しい立場でチャレンジさせていただきました。まだ結果は出せておらず、日々勉強を重ねている段階ですが、多くの方のサポートをいただき、感謝しております。

今年はワールドカップイヤーですね。僕も微力ながら盛り上げて行きたいと思っております。本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は今年も大阪・花園で、全国高校ラグビーをJスポーツで何試合か解説させていただきました。

体を見ただけで、これは60分の試合を走り切れそうだな、機能性の高い選手を育てているなと感じた大阪桐蔭

優勝した大阪桐蔭には、心より祝福を申し上げます。おめでとうございます。
僕は、初戦の土佐塾戦を生で解説させていただいたのですが、試合前のアップを見ていて「今年の大阪桐蔭って、案外大きくないな」という印象を持ちました。普段、トップリーグの選手を見ているせいかもしれないけれど、去年までの大阪桐蔭って、体はすごく大きいけど、その分走ったり動いたりする機能性は高くないなという印象がありました。

でも、今大会の大阪桐蔭は引き締まっていて、鍛えられてるな、機能性が高そうだな、という印象を受けました。体を見ただけで、これは60分の試合を走り切れそうだな、機能性の高い選手を育てているなと感じましたね。

試合を見ても、良いチームだなと感じました。Aシードのチームですから、初戦は100点を取ってもおかしくない。だけど、大阪桐蔭には力任せに大量点を取りに行くような感じはまるでなかった。継続してさえいればトライが取れそうに思えた場面でも、相手のディフェンスが上がっていれば裏に蹴るというチョイスを何度かしていた。

結果的にはトライにならなかったけれど、その場面を見て「大人のチームだな」と思いましたね。目の前のトライを取ること、点数を取ることだけではない。決勝に向けて、大阪桐蔭にはキックのオプションもあるぞという印象を与える効果がある。視野の広いゲームメークをしていた。正直、大阪桐蔭のイメージが180度変わりました。

その大阪桐蔭と決勝を戦った僕の母校、桐蔭学園は、残念ながら2点差で敗れました。OBとして、初の単独優勝を期待していた気持ちはあったので、残念な思いはもちろんありますが、客観的に見ると、実力的に大阪桐蔭が上だったなというのが正直な感想です。藤原監督は「点差よりも差があった」とコメントしていましたが、僕もそう思いました。

とはいえ、勝つチャンスがなかったとは思いません。
桐蔭学園の素晴らしいところは、必ずスコアする力です。

 

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