佐藤健次がリーグワンデビュー!ワイルドナイツ入団を決めた理由は | ラグビージャパン365

佐藤健次がリーグワンデビュー!ワイルドナイツ入団を決めた理由は

2025/02/10

文●編集部


2月9日に行われた埼玉ワイルドナイツとブレイブルーパス東京の首位攻防戦。昨シーズンのファイナル再戦ということで注目されたが、もう一つ、大きなトピックがあった。それは、佐藤健次(早稲田大学4年)がリーグワンデビューしたことだった。アーリーエントリー選手として、16番としてリザーブ入り。後半終了間際にリーグワンのピッチにたち、2分あまりプレーした。

埼玉パナソニックワイルドナイツ HO佐藤健次

――後半最後に試合に出場してデビューしました


あの感じで経験できたので、今後、たぶん、あのくらいの緊張感でラグビーやることはないと思うので気が楽になりました。こっちにきて2週間目なので、チームに完全にフィットできていない中だったので、人生で1番緊張した。すごく緊張したが楽しめた。坂手さんに「楽しんで、思いっきりやって」と言われた。これが自分の第一歩なので、しっかりチームの中心になれるように頑張りたいです。


坂手淳史キャプテンからアドバイスもらう佐藤健次

坂手淳史キャプテンからアドバイスもらう佐藤健次




――いつメンバーに入ると言われた


今週の火曜日です。(チームに入って)2週間目だったのでビックリしたが、良い準備できていたし、1週間目もすぐ出られるように福井(翔大)さんにいろいろ教えてもらって良い準備できたのかなと思うが、まだまだ満足していない。

――初キャップですね。


嬉しいですが、緊張が勝っていたので、次、もっともっと出られる時間があったらもっと自分のプレーが出せたらいいなと思います。次、チームがしんどいときでも出してもらえるように信頼が置かれる選手になりたい。

――ワイルドナイツの印象は


毎練習もいろんなところで成長できる環境で、2週間ですがすごい成長を感じられるので良いチームで(プレーが)できているなと思います


――あらためてワイルドナイツを選んだ理由は


自分が1番成長できると思ってワイルドナイツにしたのと、自分のやりたいラグビーに合っているのがワイルドナイツだったし、坂手さんがいたことは大きかったし、堀江さんがコーチに残るとも聞いていて、日本の中ですばらしいHOの2人から学べることが大きいと思ってワイルドナイツにしました。坂手さんからはスローを教えてもらって変えたりして、試合があってもいろいろ教えてもらって成長できている要因になっている。

セットプレーの練習のときに堀江さんは毎回、アドバイスをくれます。堀江さんに「ラインアウトのスローイングの『8割はメンタル』だから」と言われました(笑)。2人がいるチームを選んで良かった。また群馬のラグビースクールにいて、(ワイルドナイツが)太田にいたときに試合とか見に行ったので憧れもありました。


――堀江さんのロッカー番号の47を引き継ぎました。


気づいたら(47番)なっていた。自分から申告したわけではなく、自分のロッカー番号が47だった。堀江さんが背負っていたロッカー番号を背負うというところに、プレッシャーはありますが、深く考えず、僕らしくワイルドナイツの優勝に貢献できればいい。


――青いジャージーを着た感想は


桐蔭学園のとき青かったですが、似合っていないんだろうなと思います(笑)


――今シーズンの目標は


まず選手として、常に成長することを目標にしている。1年目だからといって言い訳するあれもないですし、チームが優勝のために努力し続けたい。

――大学は先発が多かったがリザーブからの出場でした


あまりわからないですが、堀江さんとかに聞いたりしてスタートでもリザーブでも結果を残せるように頑張りたい。(サインは)長田さん、福井さんが一から教えてくれたので感謝したい。みなさん温かくて、良いチームでした。


――アーリーエントリーで出場するイメージがあった?


すぐ出たいと言っていましたが、本当にこうなると思っていなかったのでビックリしたところがあるが、良い準備ができていたかなと思います。まずはワイルドナイツで信頼置かれる選手になって、優勝の一つのピースになれるようにしたい。

――27年のワールドカップに先発で出たいと話していましたね・


日本代表もありますが、ワイルドナイツで集中して、優勝するために欠かせない選手になって、日本代表でも先発で出られるように頑張りたい


――プロ選手としてのチャレンジです。


まだ大学生ですが、自由な時間があり、どこまで自分を律するかだと思う。プロだからといって調子に乗らず地に足をつけて頑張りたい。

――大学選手権決勝が終わって2週間での合流。思ったより早くワイルドナイツに合流した


3日間くらいは負けたショックでぼーとしていた。負けたのに休めないな、休んでいる暇ないし、もっともっとやらないといけないと思って早く(ワイルドナイツに)合流した。休んだから腐っちゃうので休まなかった。負けたので次のステップへの意志が固まった。


選手権で決勝を戦った李錦寿(左・帝京大学)と佐藤健次

選手権で決勝を戦った李錦寿(左・帝京大学)と佐藤健次


――大学の卒業は問題ない?


あと4単位とかなので、大丈夫だと思います! 今日(2月9日)は追い出し試合と予餞会だったのですが、みんなに会えていないので、卒業式は行きたいと思います。

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