サクラフィフティーン・ブラックファーンズ戦メンバー発表!高野眞希・齊藤聖奈・平山愛オンラインインタビュー | ラグビージャパン365

サクラフィフティーン・ブラックファーンズ戦メンバー発表!高野眞希・齊藤聖奈・平山愛オンラインインタビュー

2022/09/23

文●編集部


10月から開かれるワールドカップ出場のためニュージーランドで合宿中の「サクラフィフティーン」こと女子日本代表は、9月24日(土)、イーデンパークで「ブラックファーンズ」こと女子ニュージーランド代表と対戦する。2日前の22日(木)、日本代表の先発登録メンバー23名が発表され、ルイース・ダルグリーシュAC(アシスタントコーチ)、LO高野眞希、FL齊藤聖奈、FB平山愛の3名がオンライン会見に応じた。

「イーデンパークでポジティブなチャレンジできることが嬉しい」ダルグリーシュAC

ルイース・ダルグリーシュAC

ルイース・ダルグリーシュAC



チームとして一つのチャレンジとして捉えていて現在地を確認する。キックカウンターやセットプレーの詳細を突き詰め、どこまで進歩しているか。ブラックファーンズは今までと違うピクチャーを見せてくるので、ディフェンスシステムで何が通用するか、ディシジョンメイキングを正確に決断したり、ゲーム中にいかに問題を解決したりするかを見たい。
確実に正しい方向に進んでいるし、改善できることを改善している。アイルランド戦はアタックで自信をつけられた。

イーデンパークでポジティブなチャレンジできることが嬉しい。サクラフィフティーンが自分たちがどういうものかショーケースできることが光栄です。選手にとっても大きなイベントになるが、男子を目的に見に来る人に、スナップショットとしてサクラフィフティーンを見せられる機会が嬉しい。選手にとってもいい準備となり、この時点で興奮を経験して、似たようなテストマッチ、試合で今回の経験を活かすことができると思います。

細川恭子

細川恭子



――バックローの選考について


(これから)決まっている4戦で組み合わせをどう適応していくか。細川選手のエネルギー、仕事をやってくれることでピックアップし、長田はベンチからボールキャリーの強み、正確さをもってきてくれる。レスリーHCからも話があったが、セレクションはいい意味で困難なものにしたいという話があったと思うように、(バックローの中で)誰を自信を持って選ぶのか。選手層には自信を深めているところです。

長田いろは

長田いろは





――相手にどんなところで優位に立ちたいか?


勝因になるとしたらディフェンスだと思う。選手個々が自分の仕事、ポジション毎の仕事を理解して、ディフェンスで勝ちに持ち込む。相手が大きく、モメンタムを作ってきたときに優勢になるがモメンタムを止めたい。アタックコーチとして、(勝因になるのは)ディフェンスと言うことは悔しいが、アタックではチャンスを作って点を取ってという展開にしたい。

――FBには平山選手、ブラインドサイドWTBに松田選手が入りました。


平山は今まで代表戦でいい機会を作ってきてくれた。役割、仕事を忠実にプレーしてくれるし、周りに自信をつけてくれる。全力でプレーしてくれるので、キッキングゲームや他のオプションを見せてくれる。ポジティブなインパクトを残してくれると期待している。

久しぶりの出場となる平山愛

久しぶりの出場となる平山愛



(松田)凛日のいいところはいろんなポジションを経験しているところです。今回は11番になりました。彼女の強みは、タイミングをはかったり、ランニングラインをはかったり、どこからアタックするのか上手く定められる。いいアタックチャンスを与えられるようにして、その機会をチャンスを十分に活かしてほしい。特にショートサイドのアタックでいいところを見せてくれることを期待して、相手のディフェンスが試されるような動きをしてほしい。

――控えFWにパワフルな選手が入りました。その狙いは?


次の試合は、選手全員の個々のタックルや相手のモメンタムを止めることを重要視していて、特にFWは仕事量が増える。全員信頼しているので、相手のモメンタムを止めることにフォーカスしています。


――アイルランド戦ではラインアウトが課題となりました


ラインアウトは正しいときに正しいコールをするなど複雑だが、レビューは何回も重ねています。ラインアウトの中でいかに小さいことが大きなことになるかという議論を重ねていて小さいことにフォーカスしている。つながり切れなかった細部の要素をつなぎ直した。

「2度目のイーデンパーク。今もっているものをどれだけ試せるかワクワク」LO高野眞希

高野眞希

高野眞希


前回と違う立場でここに来ていて、こんな素晴らしい試合ができるとは思っていなかった。ワールドカップ前に強い相手と戦うことができて嬉しい。今、どこができて、できていないか明確にわかると思う。自分たちが積み上げてきたものを出せるいいチャンスだと思う。アイルランド戦はラインアウトを修正しなければいけない部分が多くあって、菅平でもニュージーランドでも新しいムーブを試していて、どこまでできるか試してみたい。強みとしてきたのがディフェンスなので、以前より大きい相手と戦うことになるのでもっと前に出て相手のモメンタムを止めたい。


――今の心境は?


今までとそんなに変わらないが、チャレンジという面では相手へのリスペクトもあるが
今もっているものをどれだけ試せるかワクワクしている。


――イーデンパークでの試合です。

私自身は2度目になります。3年前にウェリントンに留学していたときにウェリントン代表として、オークランド州代表で試合をしたことがある。その経験があるので、それとは全然違うと思いますが、イーデンパークでの試合は2度目なのでワクワクしています。(1度目は)お客さんがそんなにいなかった分、より広く感じて今までにない緊張感があったことを覚えています。どんな状況でもしっかり意思疎通できるようにゲーム中でも改善しながらやっていきたい。


「このチームはワールドカップに入っても成長し続けるというのがテーマ。昨日も合宿と変わらず強度の高い練習をしている」FL齊藤聖奈

齊藤聖奈

齊藤聖奈


――どんな試合をしたい?


今まで10年くらい代表で活動しているが、世界のベスト4とテストマッチを組める機会はなかった。ここまで女子ラグビーが進化してきた。嬉しい気持ちでいっぱいです。相手がブラックファーンズだからとかは関係なく、自分たちの強みを出すことは変わらないのでしっかりやっていきたい。今までやってきたことを出したい。



――今回の試合はどんな意味合いを持つ?


自分はW杯をもちろん見据えていますが、まずは目の前の一戦一戦に取り組んでいこうと思っています。W杯につながるこの試合にフォーカスしたいと思っています。このチームはずっと「W杯に入っても成長し続ける」というのをテーマにやっているので、まだまだチームの伸びシロを感じている。今はリラックスしてトレーニングにフォーカスしていて準備できているかなと感じています。(練習は)変わらずハードで、W杯の期間も1週間に1回試合が入ってくるので、昨日も合宿と変わらず強度の高い練習をしています。

「ワールドカップというより、試合にむけて、自分の役割に集中!」FB平山愛

平山愛

平山愛



――5月以来のテストマッチです。


5ヶ月ぶりの試合です。小さいケガはありましたが大きなケガはなく、(これまでの試合は)メンバー落ちしていた。体調は問題ないです。自分のやることをやるという感じです。高く評価されているのはキックの処理で、そこを期待していると言われています。キックカウンターが強みです。伝統のあるブラックファーンズとイーデンパークでやるのは少し高ぶるところがありますが、日々成長しています。

自分はもっている強みを伸ばすことと足りないものを伸ばすことをしていた。大きく変わったのはメンタルですかね。浮き沈みがあった。(国内4試合で)最後の方はレスリー(・マッケンジーHC)が求めているもので選ばれてなかった。自分にフォーカスして過ごしていた。レスリーにはみんなの連携を見たいと外されていた。3戦目くらいにはアタックのアピールが薄いと言われていた。練習中にディフェンスだけでなく、トランジションやキックカウンターだったりアタックを求められたりしたので意識していた。

一戦一戦、私はW杯というより試合に向けて、自分たちのやってきたベストパフォーマンスを出すか。自分の役割に集中です!



若手が伸びてきて嬉しい。成長の種が多い方が刺激になります。自分は(WTBをやらず)15番オンリーくらいです。(BK3を組むWTB)凛日は存在感が大きい。アタック、ディフェンスともに安定感がある。体も大きいし強みを出しているのは見ていて気持ちがいい。実際やっていて面白い!具体的な指示しなくても「凛日!」と言えば何かをくみ取ってくれる。自然と(いいプレーが)起きるので面白いところかなと思います。


女子日本代表 先発登録メンバー(名前/キャップ数)

1 南早紀(25)◎主将
2 永田虹歩(8)
3 ラベマイまこと(17)
4 佐藤優奈(6)
5 高野眞希(16)
6 齊藤聖奈(31)
7 細川恭子(7)
8 永井彩乃(10)
9 阿部恵(10)
10 大塚朱紗(9)
11 松田凜日(5)
12 中山潮音(7)
13 古田真菜(14)
14 名倉ひなの(10)
15 平山愛(4)

控え
16 加藤幸子(10)
17 谷口琴美(3)
18 左高裕佳(12)
19 玉井希絵(13)
20 長田いろは(15)
21 津久井萌(19)
22 今釘小町(9)
23 伊藤優希(11)


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