怪我により調整をしていたPR加藤幸子(横川武蔵野アルテミスターズ)は、ワールドカップ前の国内最後のテストマッチで後半10分から出場。自身も勝負を決めるトライは、ゴール前のラックから、前のスペースを見て時間をかけずに取りきった。迷いのないプレーだった。実際にピッチに立った時の思いとは。
試合前にはレスリーHCに後半からスタートって言われたんですけど、スタートのPRの(南)早紀(キャプテン)ちゃんと、まこと(ラベマイまこと)さん、2人とも前半良いプレーをして、そのプレーを引き続き後半10分もやってくれたんで、いい波のまま入ることができて良かった。
――自分がピッチに入るまでの日本のプレーは
一週間前も見てたんですけど、この一週間で修正してきたことを徹底してやっているというのが見えたのと、それ以上にみんなの気持ちの部分がすごい見えました。ディフェンスの部分で一人目が下に入って、二人目がボールを殺しにいくというのを徹底してやっていたので、その部分を最初から出してたなと思いました。
――代表としては久しぶりに出場しましたがどういう気持ちでしたか
試合前はすごく緊張していたんですけども、あんな多くのファンの前で試合をするのは初めてだったので嬉しい気持ちもいろいろありましたが、ラグビーが楽しかったです。