加藤幸子「緊張も、嬉しさも…。ラグビーが楽しかった」 | ラグビージャパン365

加藤幸子「緊張も、嬉しさも…。ラグビーが楽しかった」

2022/08/29

文●編集部


怪我により調整をしていたPR加藤幸子(横川武蔵野アルテミスターズ)は、ワールドカップ前の国内最後のテストマッチで後半10分から出場。自身も勝負を決めるトライは、ゴール前のラックから、前のスペースを見て時間をかけずに取りきった。迷いのないプレーだった。実際にピッチに立った時の思いとは。

試合前にはレスリーHCに後半からスタートって言われたんですけど、スタートのPRの(南)早紀(キャプテン)ちゃんと、まこと(ラベマイまこと)さん、2人とも前半良いプレーをして、そのプレーを引き続き後半10分もやってくれたんで、いい波のまま入ることができて良かった。

加藤幸子

加藤幸子

――自分がピッチに入るまでの日本のプレーは


一週間前も見てたんですけど、この一週間で修正してきたことを徹底してやっているというのが見えたのと、それ以上にみんなの気持ちの部分がすごい見えました。ディフェンスの部分で一人目が下に入って、二人目がボールを殺しにいくというのを徹底してやっていたので、その部分を最初から出してたなと思いました。


――代表としては久しぶりに出場しましたがどういう気持ちでしたか


試合前はすごく緊張していたんですけども、あんな多くのファンの前で試合をするのは初めてだったので嬉しい気持ちもいろいろありましたが、ラグビーが楽しかったです。



――イングランドの試合では?


そうですね。チーフスも結果を残して、段々ファンの人が増えてきて、決勝とかは自分は怪我をしていて観客側だったんですけど多いかな。でも今日は本当にぱっとみると1万人いっているのかと思ってたんですけど、さっき聞いたら4,000人って。でも女子ラグビーにとっては歴史的な観客の数だなと思います。


――チームメイトのニコラ(・フライデー主将)とはどんな話しを?


ちょっと話しました。会えてお互い嬉しいねって。ニコラ選手もですが、他のアイルランドの選手の皆さんもワールドカップ頑張ってねと試合後に声をかけてもらいました。


――ゲーム中、ニコラとは?


コンタクトはあったかどうか覚えていないですが、目の前にはいました(笑)。なんかやっぱりこっちも意識しちゃうんですけど、ゲーム中なんで、あんまり考えないようにしました。


――国内最終戦でこういう内容で勝利をできたことについて


まずは本当にこれだけ多くのファンの皆さんの前で勝利できたというのが嬉しく思いますし、ワールドカップ直前最後の国内試合だったので、こういう結果を残して、日本の女子ラグビーも新たな歴史を作れたのが良かった。


――自信になりましたか?


そうですね。一週間でこれだけ修正できるんだっていうことがわかったので、ワールドカップに向けて課題も見つかったので、ここからまた修正してレベルアップしていきたい。


後半勝利を近づけるトライも決めた

後半勝利を近づけるトライも決めた



――後半からの出場でしたが、なにか役割を伝えられていましたか?


役割というのは特になかったんですけど、みんながディフェンスの場面では下に1人入って、1人が上に入るっていうことを徹底してました。自分の得意なプレーがタックルだったので体をはりました。(リードしていて)いい波だったのですが、継続できたらいいなと思っていました。


――トライについて、ゴール前で迷いなくピックアンドゴーで決めました。あそこは感覚の部分もあった?

「ごっつぁんトライ」だったんですけど、あそこは得意なプレーなんで、感覚の部分もあります。


――イングランドでの経験が活きている?


やっぱりフィジカルの部分はたくさん経験してきて、体の大きな相手がどれだけ強いかってことはわかっていたので、体の大きな選手がでどれだけ強いのかと、いうことはわかっていましたし、どう対策できたらいいかというところもわかっていたんで、その部分は通用したかなと。

――その経験をチームにシェアすることは?


シェアすることもあったんですけど、レスリーHCから言われていることをみんな徹底していました。



――レスリーさんとは英語でやりとりしていますか?


レスリーさんは就任して3年経つんですけど、会うたびに日本語がうまくなっていてびっくりしますね。多少英語まじりながら日本語で。



――イギリスに行っている間、オンラインでレスリーさんとのやりとりは?


たまにありました。怪我もしていたので、今の調子はどんな感じだ?とか。


――コンディション面は?


完全にプレーできるレベルです。


――スクラムについて


前半見てて、どちらかというと日本が勝っていたなと思っていたんで、ハーフタイムに自分と入れ替わる予定の(南)早紀ちゃんに色々と聞いて対策できた。


――1番・3番、どちらが得意? 


そのときの練習量にもよるんですけど、今回は1番で出るって言われたので、練習していました。


――エクスターは来シーズンは?


とりあえず今まだ大学が終わっていないので今シーズンは行きませんと言ってます。


――ワールドカップへの意気込み


今日これだけ多くのファンの前で試合できたこと、課題も見つかったので更にレベルアップする気持ちを忘れずに全員でまた前進していきたい。

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