10-20で南アフリカに敗れたサクラフィフティーンこと女子15人制日本代表。ピッチ上では何が起こっていたのか、司令塔のSO大塚朱紗、ゲームキャプテンを務めたLO玉井希絵に訊いた。
SO大塚朱紗
――最初のトライについて
FWが前に出てくれたので自分たちはサイドに開いて、自分は空いたスペースに対して行きました。外にいた選手もしっかり伸びて、オプションになってくれたので、自分の前のスペースが空きました。
――最初の入りは素晴らしかったですが、そこからうまくいかなかったが、相手のディフェンスだったり、初戦との違いは
この前の試合では南アフリカのディフェンスがフロントラインにたくさんいて、裏のスペースが空いていたので自分たちはキックそこを攻めようと話をしていましたが、(相手が)それに対応してきて、裏に下がっていたので、私達としてはフロントラインで攻めようと話をしていましたが、ハンドリングエラーが起きてしまいました。自分たちのミスが多かった。
――ハンドリングエラーの原因は?
コンタクトした後のオフロードのパスミスがすごく多くて、そこでボールを失ってしまって自分たちのポゼッションが少なかった。
――ゲームメイクとコントロールのところがどうだったか
前半自分たちが先制トライを取っていい流れをつかみたかったんですが、相手がフィジカルで勝負してくるところに自分たちの体力も削られていて、判断を鈍くなって、どんどん正確な判断というところが自分含めできなかったので、そこをしんどい中でもう自分たちと判断する人がずっと判断し続けてやっていかないといけないなというふうに今日の試合を得て学びました。
(山本)実さんとは本当は10番同士なんですが、釜石で合宿が始まった時から10番12番で組もうというふうに目標を掲げていたので、すごく嬉しかったですし、実さんにも感謝します。