30日、ラグビー日本代表は「アサヒスーパードライ・パシフィック・ネーションズカップ2025」カナダ代表戦に57-15で勝利した。次戦は9月7日(日)アメリカ代表との対戦に挑む。前半はペナルティが多く、さらにカナダのディフェンスを崩しきれず12-10で折り返すも、後半は突き放して大差をつけた。若手中心のメンバーで挑んだ今試合。格下とはいえ、序盤の戦い方には課題が残った。
試合後のエディー・ジョーンズHCのコメントを余すところなくお伝えする。
ラグビー日本代表 エディー・ジョーンズHC
――前半はペナルティが多く苦戦したが後半のパフォーマンスは良かった
キャップ数が1回以下の選手が10名おりました。2週間にわたる素晴らしいトレーニングを積んできました。そのため、良いプレーへの期待は非常に高く、それは私にとって大変嬉しいことです。本当に嬉しく思います。
そして前半戦、試合が思うように進まなかった際には、選手たちがやや個人プレーに走ってしまいました。その結果、数多くのペナルティを与えてしまいました。しかし、ハーフタイムにワーナー主将の指揮のもと、選手たちは再び結束を取り戻しました。

初キャップのチャーリー・ローレンス
そして後半は、非常にチームとしてのまとまりを見せてくれました。40分で40点を奪うという結果は、どの相手に対しても立派な成果です。ですから、困難な状況に直面した選手たちが見せた対応には、本当に満足しております。

ワーナー・ディアンズ
――ワーナー選手のキャプテンシーについて
前半は良くなかったですね。ハーフタイムでキャプテンを交代させようかと思いました。冗談です(笑)。ジョーダン。正直に申し上げますと、我々はワーナー選手に最高のプレーを期待しています。そして彼は、共同キャプテンを務めて短い期間ですが楽しんでいると思います。その責任を喜んでいるのです。彼は自分自身の中にもっと多くのものを見出している。そして今夜彼が示した模範は素晴らしかった。本当に素晴らしかった。以前話したように、彼はリーチという素晴らしいロールモデルを持っています。