PNC第2戦・エディージャパン、アメリカ戦試合登録メンバー発表。奥井章仁・木田晴斗が初キャップ | ラグビージャパン365

PNC第2戦・エディージャパン、アメリカ戦試合登録メンバー発表。奥井章仁・木田晴斗が初キャップ

2025/09/05

文●編集部


5日、アサヒスーパードライ・パシフィックネーションズカップ2025、アメリカ代表戦の試合登録メンバーが発表された。エディー・ジョーンズHC、原田衛、ワーナー・ディアンズ共同キャプテンがオンライン取材に応じた。

アサヒスーパードライ・パシフィックネーションズカップ アメリカ戦試合登録メンバー

1 小林 賢太 (1)
2 江良 颯(2)
3 竹内 柊平(16)
4 ワイサケ・ララトゥブア(3)
5 ワーナー・ディアンズ◎(24)
6 ベン・ガンター(12)
7 下川 甲嗣(15)
8 ファカタヴァ アマト(15)
9 福田 健太(2)
10 李 承信(21)
11 長田 智希(18)
12 チャーリー・ローレンス(1)
13 ディラン・ライリー(31)
14 石田 吉平(3)
15 サム・グリーン(2)
16 佐藤 健次 (1)
17 木村 星南(2)
18 為房 慶次朗(12)
19 奥井 章仁(0)
20 マキシ ファウルア (17)
21 藤原 忍 (13)
22 廣瀬 雄也 (1)
23 木田 晴斗(0)

エディー・ジョーンズHC

PNCの2戦目、サクラメントでのアメリカ戦となります。非常にこのチャレンジ、PNCの大会として成長していくというチャレンジに対して楽しみにしています。

サクラメントのグラウンドは珍しい場所にあります。カウンティフェアの展示会場内にあります。観客が近くで観戦できるため、熱気あふれる雰囲気となるでしょう。選手たちも順調に順応しています。こちらの暑さは非常に厳しいものがありますが、両チームにとって同じ条件となります。土曜日の試合が待ち遠しい限りです。

ワーナー・ディアンズ(左)とエディー・ジョーンズHC(右)

ワーナー・ディアンズ(左)とエディー・ジョーンズHC(右)


――基本のメンバーのラインは変えず、そこにリザーブにFL奥井、WTB木田を入れました


アキ(奥井)と木田がスコッドに入りました。アキは前のウェールズ代表戦から、木田に関してはPNCの今回のキャンペーンから入ってきました非常にいいエネルギーを与えてくれる2人だと思います。奥井に関してはボールに対して力強さを発揮してほしいのと、木田は左のバックスリーから変化を与えてくれることを期待しています。彼らにはチャンスを得るに値すると思っています。


――木田は長らくケガでプレーしていなかった。また出場すれば初のテストマッチという舞台になると思いますが、どう見ていますか?


彼はボールを持った時の走りが非常に力強いです空中戦にも強いです。彼の得意なことをさらに磨き、より多く発揮されることを願っています。

出場すれば初キャップとなる奥井章仁(トヨタヴェルブリッツ

出場すれば初キャップとなる奥井章仁(トヨタヴェルブリッツ


――アメリカ代表とのアウェーの試合、歴史的に苦戦しています


過去のことはあまり気にしていません。なぜなら、私たちは歴史の一部ではなく、今まさに起きていることの一部だからです。特にこのチームに関して言えば、過去の敗戦には一切関与していません。ここで私たちにできることは、できる限りの準備を整えることだけです。試合中には厳しい局面も訪れるでしょう。その時は冷静さを保ち、次に何をすべきかを考え、任務を遂行し、自分たちの望むプレーを貫くことです。そこで今週は、その点を少し練習してきました。厳しい状況に陥った時、自らの内面を見つめ直すことです。ですから、(選手たちは)この試合には十分に備えているはずです。


――アメリカ代表のメンバーを見て、どういう印象を持っているか、注目選手は?


7番のクリスチャン・ポイデヴィンですが、私は彼の父親のサイモンと一緒にプレーしたことがあります。クリスチャン自身もオーストラリア代表のセブンズチームでプレーする機会を辞退した。ナショナルラグビーでプレーしたいという自身の意思によるもので、その結果、おそらく初めてとなる7番での先発出場を果たします。彼はボールに対して激しいプレーを見せるでしょう。彼は父親譲りの選手です。非常にタフで、闘争心あふれる選手です。

そして9番のルーベン・デ=ハース選手は、ご存知の通り、優れたキックの技術を兼ね備えています。彼は優れた、力強いハーフバックです。そしてアメリカ代表を前に推し進めるでしょう。

LOワーナー・ディアンズ共同キャプテン

左に原田衛、右に本来なら視界を見る

左に原田衛、右に本来なら視界を見る


――先週初めてゲームキャプテンを80分通してやって、それを受けて、何か意識したいことは?


この前の試合は前半がすごくタフな試合で、後半から自分たちのラグビーができるように、自分のキャプテンとしての仕事は結構簡単というか、いいリーダーズグループがいるから、アタックリーダーとかディフェンスリーダーに全部任せてもいいくらい人たちがいるんで、自分たち的にそんなに試合中はプレッシャーなく、自分のパフォーマンスに集中できてやれたかなと思います。


――次のゲームに向けてはどんなことを考えているか。


特にないですけど、自分のパフォーマンスはできるだけチームに貢献できるようにしたと思います。


――アメリカ代表との対戦について、HCのコメントを受けてどう思いますか?


同じで前の試合は関係なく、今自分たちができることに集中して試合勝てるように(したい)。

――原田選手のサポートや共同キャプテンとしてどうですか?


オフフィールドは全部今のところ任せています。フロントロー中心で衛さんはすごくリードしていて、FWがよりタイトなパックになっているかなと思います。


――アメリカ代表はどのような印象か。


エディーさんが言う通りフォワードはフィジカルにプレーしてくると思うし、バックスも9番10番がキックが得意な選手なので、おそらくエリアを取ってプレーするだろうと思って、自分たちはフォワードとしてセットピースでしっかり戦ってフィールドでもフィジカルを出すっていう感じです。


HO原田衛・共同キャプテン


――今回メンバー入っていないんですけれども、ご自身のコンディションと、チームにどう貢献している?


コンディションは全然良くなっていますし、メンバー外でもできることはいろいろありまして、フロントローのメンバーと話したり、ゲームリーダーと話したり、会話の部分だったり。あとは準備のところでHOの(江良)颯とかだったりと話せることは話しています。


――具体的にチームにどんなことを話しているか。


まずはハドルをきれいにするとか簡単なことですが、アメリカに来て環境も変わってきて、いつものことはできないっていう状況で、オンザフィールドだけじゃなくてオフフィールドで整理整頓したりだとか、時間を守ったりとかはみんなに共有するようにしています。


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