首位の東芝ブレイブルーパス東京は、最終節で横浜キヤノンイーグルスに49‐28と快勝。1位でプレーオフ進出を決めた。ここまで16試合に出場しているリッチー・モウンガと全試合に出場しているSH杉山優平に試合後話を聞いた。チームにとっては欠かせないハーフ団2人だが、プレーオフを前にどんな思いでいるのだろうか。
東芝ブレイブルーパス東京 SOリッチー・モウンガ

リッチー・モウンガ
――今日の試合振り返ってどうですか。勝ち点が取れました。
目指していた結果が得られたのでとても嬉しいです。キヤノンはすごくいいチームなので、多くのプレッシャーをかけてきた。自分たちのディフェンスにはとても満足しています。それがすごく良かったことの一つです。
――かなり最後トライ取れて喜んでいましたが、やっぱり1位になってというところがあった
ええ。ボーナスポイントを決めるトライだったので、とても嬉しかったです。
――連覇に向けて何が大事になってくる?
いいラグビーをすることだけです。ラグビーが変わるというわけではありませんから、何かが大きく変わるようなことはありません。ただ本当に精度が高く、チャンスに立ち上がるチームが勝つのです。でも1週間のオフがあるのは素晴らしいことだと思います。1週間のオフで休養をとり、先を見据えて対戦相手を確認することができます。

――去年リーグが終わった時の、チームと今年のチームの違いは?
唯一の違いは、プレーオフ進出の経験があることですね。去年リーグワンで優勝した経験というのはもちろん役立っています。しかし、チームがゼロから再スタートすることが本当に重要です。そして、キャノンとのこの 80 分間の試合は、次の試合とはまったく無関係であることを理解しないといけない。そして、プレーオフの試合に臨むにつれ、あらゆる小さなことが本当に重要になってきます。チャンピオンシップを勝ち取るのは、そういう小さなことなのです。