22日、ジャパンラグビーリーグワン、東芝ブレイブルーパス東京は、埼玉パナソニックワイルドナイツとの首位決戦に42-31で勝利。勝点で上回りディビジョン1首位に浮上した。
小さな体をさらに小さくして僅かな隙間をすり抜けてスペースを作りチームに貢献するCTB眞野泰地に試合後話を聞いた。
東芝ブレイブルーパス東京 CTB眞野泰地

眞野泰地
――ディフェンスが良かった
ディフェンスはコネクションを取って横と連携し続ける。絶対一人でディフェンスしない。ワイドに振られても対応できた。FWはコンタクトが強いので無理にでなくても、(内側でFWが)ファイトできる。
――リーチ主将がチームメイトはタックル好きが多いと言っていたが……
自分もタックル行きたいがコネクション守ってやっていきます。(裏のスペースの意識は)個々が危ないと思ったら意識しています。
――チームとしてはラインアウトから2トライを挙げました
ラインアウトは毎試合、違うことを準備しているので、はまった部分があった。
――FWのフィジカルが強くなった?
FWは強いです。やっぱり昨季もそうですが、シーズン通して強くなっている。クボタ(スピアーズ)戦くらいから自信を持っている。その前の静岡戦は、完全に受けてしまった。そこから見つめ直して、シンプルなディフェンスが機能している。

――攻撃も良かったですね
アタックのマインドとしてはフットワークで抜いていくことを意識していた。1対1で勝てばモメンタムを取れる。1対1で負けないことがすごくモメンタムを生んだ。練習でもちょっとのスペースを取っていくことを意識している。小さなゲインを何回かして相手に歪みができるイメージでやっています。
――眞野選手はFWのようなプレーをしていましたね
今日は仕事をしましたよ! とにかく仕事すれば良い流れになると思っていました。

――プレーオフでもワイルドナイツと再戦があるかもしれませんね。
このままじゃいかない。(ワイルドナイツは)やり返しに来ると思うので気を抜かずにやりたい。
――ホストゲームで13勝1分と無敗が続いています。
ホストの一体感もありますし、どんどんファンも増えているし、見ていて面白いラグビーができていると思います。