伝統の早明戦は、17-7で早稲田大学が勝利した。明治大がファーストスクラムでプレッシャーをかけ、さらにカウンターラックで相手ボールを奪い、アタックに転じ、WTB石田吉平のトライで先制。
早稲田は自陣で粘り強いディフェンスから、ワンチャンスをものにし、SH宮尾昌典のトライを返し10-7として前半を終えた。後半は、明治がアタック、早稲田がディフェンス、この構図が続き、迎えた後半終了間際、FL相良昌彦が相手ボールをもぎ取り、マイボールとすると、早稲田が攻撃に転じ、最後はこの試合が対抗戦初出場となったWTB小泉怜史が勝負を決めるトライ。
守りきった早稲田、取り切れなかった明治、選手権に向けてお互いに収穫と課題があった80分となった。
3位になった明治は、天理大と対戦。勝利すれば、早稲田と再戦を果たす。2019年度は、対抗戦で明治が早稲田に勝利したものの、選手権では早稲田が勝利し日本一に輝いた。
さて今シーズンはいかに。
2021/12/08
文●編集部
関東大学対抗戦・第7週 2021.12.05