4日、関東大学ラグビー対抗戦、伝統の「早明戦」が国立競技場で行われた。会場には35,438人の観衆が訪れ熱戦を目撃した。
試合は序盤から3連続トライで勢いにのった明治に対し、前半2つのトライで早稲田が返し、21-14と明治がリードして後半を迎える。
後半の出だし、明治は先制トライを決めたCTB齊藤誉哉が再びトライを決め、流れを引き込むかと思われたが、早稲田も前半の課題をハーフタイムで修正。その後スコアを許さず迎えた後半24分、WTB槇瑛人のトライで再び7点差に追い上げるも、敵陣22mに入ってから、仕留めきることができない。
明治はセットプレー、スクラムで優位に試合をすすめると後半34分、SO池戸将太郎のトライで勝負あり。35-21で明治が早明戦を制し、6勝1敗で対抗戦2位。早稲田は5勝2敗で3位となった。
大学選手権初戦は、明治が12月25日、早稲田が12月11日で3回戦から出場する。相手は関東リーグ戦で台風の目となった、東洋大(リーグ戦3位)。勝利すると、明治と再戦する。