OTOWAカップ女子15人制関東大会スタッツ―日体大は圧巻の攻撃力、2位フェニックスはFW第1列も活躍 | ラグビージャパン365

OTOWAカップ女子15人制関東大会スタッツ―日体大は圧巻の攻撃力、2位フェニックスはFW第1列も活躍

2023/01/12

文●大友信彦


7日で終了したOTOWAカップ女子15人制関東大会は日体大が優勝、東京山九フェニックスが2位となり全国選手権出場権を獲得した。19年度に全国優勝を分け合い、昨季も関東大会の優勝を分け合った横河武蔵野アルテミスターズとRKUグレースは3位、4位となり全国大会出場を逃す結果となった。

最終成績



1)日体大5勝1敗勝点26(不戦勝1)5戦得点189-失点65
2)東京山九フェニックス5勝1敗勝点246戦得点225-失点55
3)横河武蔵野アルテミスターズ5勝1敗勝点23(不戦勝1)5戦得点110-失点59
4)RKUグレース3勝3敗勝点14(不戦勝1)5戦得点88-失点133
5)TKMオーバルズ2勝4敗勝点96戦得点94-失点149
6)RIA1勝5敗勝点76戦得点110-失点185
7)TokyoLaDies6敗勝点0(不戦敗3)3戦得点3-失点173

松田凛日

松田凛日


日体大は勝った5試合(と不戦勝1試合)すべてで3T差以上のBPを獲得し、敗れたフェニックス戦も3点差で惜敗BP1を獲得。勝点で差をつけた。不戦勝となった1試合を除く5試合で31T、1試合平均6T超をあげた攻撃力が際立っていた。

とりわけ、そろって5Tをあげた堤ほの花、東あかりの両WTBが大会トライ王に並び、FB松田凜日も4T。梅津悠月、吉野舞祐も含めたバックスリーでチームの総トライ31の過半となる16Tをあげたのは、カテゴリーを問わず得点力不足が指摘される日本女子ラグビーにとって明るい材料だ。
大会MVPを獲得したのは、得点王にも輝いた人羅美帆主将。プレースキックだけでなくキックを効果的に活用したゲームメークが光った。

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