10〜11月にニュージーランドで開催されるワールドカップ(W杯)を見据えて、現在、オーストラリア遠征中の「サクラフィフティーン」こと15人制ラグビー女子日本代表。5月1日(日)にフィジー代表戦を前に、4月27日(水)、キャプテンPR南早紀(横河武蔵野アルテミ・スターズ)、CTB古田真菜選手(ブランビーズ/東京山九フェニックス)の2人がオンライン会見に応じた。
「何が何でも試合に勝ちきるチームに」キャプテンPR南早紀(横河武蔵野アルテミ・スターズ)
オーストラリアに来て、今回、初めて直前合宿なしで、海外で集合して合宿する形になったが、チームはとてもリラックスしています。最初は移動で疲れも見えたが、1週間経って疲れも抜けて、徐々に試合にフォーカスしています。今回の遠征は自分たちの強みをプレーに活かすことにフォーカスしています。ワークレイト、相手より動き続けること、また、そこのクオリティーを上げることにフォーカスしてトレーニングしています。
――W杯、その先に向けて選手側が望むことは?
テストマッチは海外の強豪より少ないが、そこは、今後、どんどん増えていけばいいなと思います。ただ2017年W杯前より、欧州遠征、オーストラリア遠征が2度目と徐々に増えてきている。選手が目指すところがW杯だけではく、テストマッチとなり、それが増えていけばいいと思います。
――フィジアナドゥルアを中心に構成されると予想されるフィジー代表に関しての印象は?
個々の力がすごく強くて、そこで勝負してくるという印象を受けています。(フィジアナドゥルアが)スーパーWで戦う中で、初戦より2戦目、2戦目と進化している。私たちと戦うときには、もっと完成された状態で来るかなと思います。ワークレイトを上げて、コンタクトシュチュエーションでオフロードさせない、ダブルタックルで止めきることを徹底してやっていきたい。(フィジー代表は)映像を見る感じでは、現状の世界ランキングより上かなという印象です。