大分県別府市で合宿中の女子15人制日本代表候補が11日、オンライン会見を行い、SH阿部恵(アルカス熊谷)、WTB安尾琴乃(ブレイブルーヴ)、LO櫻井綾乃(横河武蔵野アルテミ・スターズ)の3人がチームと自身の現状と抱負を語った。
阿部恵(あべ・めぐみ)
愛媛県松山市生まれの阿部は、10歳のとき北条少年RSでラグビーを始め、石見智翠館高では主将として全国高校選抜女子セブンズに優勝。立正大へ進学後はアルカス熊谷でプレーし、大学3年の2019年7月、オーストラリア戦で初キャップを獲得した。2022年ワールドカップでは3試合すべてに先発。現在はキャップ29。

阿部恵
「今は(スペインとの)テストマッチのこともあるけれど、それ以上にワールドカップを見ていて、相手がどうしてくるかよりも自分たちの力を伸ばすことにフォーカスしています。ディフェンスでは前に出ること、アタックではスペースにうまくボールを運ぶことを意識しています」
「前回のワールドカップは、出ることが目標になっていて、結果を出すことができなかった。今回は結果にこだわって、自分が大会に出るだけでなくチームが勝つことを考えています」