1月26日から1月31日まで和歌山で女子15人制ラグビー日本代表候補選手たちが、3月に香港で行われる予定の2021年ワールドカップ(女子)・アジア予選にむけて強化合宿を行っている。29日、選手たちの中からHO小鍛治歩選手(Hanazono Hollyhocks/森ノ宮医療学園専門学校)、CTB小林花奈子選手 (日体大女子ラグビー部)がオンラインで報道陣に対応した。
代表に来てHOにコンバート。高校3年から15人制に挑戦 小鍛治歩選手
――現在の心境は
アジア予選で1位をとってワールドカップに出場するために、自分のプレーも向上させてチームもレベルアップして試合に臨みたいと思っています。
――SOからHOに転向したが
(ヘッドコーチの)レズリー(・マッケンジー)さんに言われて今のポジションを初めて、もともと持っている力を出すとともに、チームに求められているものを試合で生かせるようにしています。今持っている力をもっとレベルアップしてみんなを生かしたプレーをしているという感じです。
2018年2月の合宿に初めて呼ばれたときに(HOに)転向した。もともとSOをやっていたが、(HOに)チャレンジしてみた、やってみようという感じでした。自分は周りの人を活かすのが得意で、HOになって自分でも当たって持って行くことが仕事になるので、周りを活かすし自分でもボールを持っていく両方の仕事をしています。
――ラグビーを始めた経緯は?
4歳のころから2人いた兄(小鍛治悠太・天理大)の影響でラグビーをはじめて、最初はボールを追っかけていて、小学校まで堺ラグビースクールでやっていて、中学校で大阪ラグビースクールの女子部、高校はアナン学園女子ラグビー部でやっていて、同じ場所でホーリーホックがやっていたので、そのまま上がりました。
15人制は関西大会で、高校3年の最後に初めてやりました。大阪と九州の合同チームで、その時はSOやCTBをやっていました。今は鍼灸の専門学校に行きながらプレーしています。全体練習は週2~3回なので、公園で走り込んだりジムにいったり個人練習しています。高校3年生まで15人制をしたことがなかったんですが、15人制をはじめてみると体を当てることが多いので、今は15人制が楽しいです。