27日、サクラフィフティーンこと、女子15人制ラグビー日本代表は、格上のアイルランド代表に29-10で勝利し、7月から開催された国内テストマッチ4連戦を2勝2敗で終えた。南アフリカとの第2戦から3試合連続で10番として先発した大塚朱紗(RKUグレース)。最終テストマッチを前に行われたジャージプレゼンテーションで「モメンタムを作って、自分はボスになります!」と話したという。
――いいゲーム、そして勝利でした。その要因は?
一週間前、すごく規律を守れなかったので規律を守ろうとしました。またアタックではポゼッションをしっかり取っていこうとしていて、そこができて良かったです。裏のスペースが空いていたので、状況判断で蹴りました。
今日も規律が守れていなかったシーンもいっぱいあったが、チームとして一歩下がろう、タックルしたらどう動こうと声かけし、チームとして言いあえた。
――国内の4試合の中で、一番落ち着いてプレーしていた?
今日が一番スペースが見えましたし、空いていたところにボールが運べたかなと思います。
(大舞台に)強いかもしれないです。
――過去2戦、なかなか勝利できない中、再び10番でプレーしました。
すごくありがたいなと思いました。ジャージプレゼンテーションのとき、「モメンタムを作って、自分はボスになります!」とみんなの前で言いました。今日は、そういう風にできたかなと思います。アイルランドと戦うのは3度目だったので、3度目の正直という気持ちで臨みました。(レスリーHCには)「自分らしく、今まで通り」と言ってもらいました。