サクラフィフティーンこと、女子15人制日本代表は20日、静岡・エコパスタジアムでアイルランド代表と対戦。序盤2トライ、1PGを決め15-0とリードしたものの、アイルランドのフィジカル、接点の局面で圧倒され、終わってみると9トライを許し22-57で敗れた。この試合ではNO8として出場した齊藤聖奈は、30キャップ目のメモリアルマッチを迎えた。「本当はいい試合にしたかった。ここまでたくさんの人に支えていただいてここに立つことができたのですごく嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。」と話した。
途中ベンチからのスタートとなった齊藤が見た80分は。サクラフィフティーンがワールドカップに向け再浮上するために必要なこととは。
――あれだけいい入りをしましたが。
やっぱりいい状況から仕留められなかったところ、その流れを続けることができなかったというのは、経験値のところもあると思うんですけど、ちょっとフワっとしたところがあったのかなと思います。前半出ていないのでどういう雰囲気だったのかはわからないですけど、規律のところを守ることができなかった。自分たちの甘いところがでたかなと。
――レスリーHCはまだ試しているところと言われていますが、コンビネーションの部分などはもう少し固めてもいい時期かなと思いますが。選手としてはやるしかないという状況ですか?
やるしかないというのもありますが、練習の回数も決まっているので、いろんなコンビネーションをやりつつ、試合の直前にこれ、と決まるので、いろいろなコンビネーションでもいけるように常日頃から選手同士でコミュニケーションとってやっているんですけど、もうちょっと詰めるところが甘かったのかなと思います。