カナダ戦前日練習レポート、ニールハットリー、下川甲嗣、サム・グリーン | ラグビージャパン365

カナダ戦前日練習レポート、ニールハットリー、下川甲嗣、サム・グリーン

2025/08/29

文●編集部


29日、ラグビー日本代表は「アサヒスーパードライ・パシフィック・ネーションズカップ2025」カナダ代表戦に向けた前日練習をおこなった。練習後、ニールハットリーコーチングコーディネーター、FL下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)FBサム・グリーン(静岡ブルーレヴズ)が会見に登場し、翌日の試合に向けた意気込みを話した。

ニール・ハットリーコーチングコーディネーター

ニール・ハットリーコーチングコーディネーター

ニール・ハットリーコーチングコーディネーター


――カナダ代表戦は若いチームで臨みます


若いメンバーを中心としたチームですが、逆にエキサイティングで楽しみなメンバーになっています。彼らは非常に良い練習を3週間積み上げてきて、ワールドカップまであと2年というところで、若手の選手たちがジャパンとして戦って勝って、良い経験を得る素晴らしい機会です。年齢関係なく、同じことを求めていますし、ジャパンエフォート、接点の強さを見せてもらいたい。

ワーナー・ディアンズ

ワーナー・ディアンズ


――LOワーナー・ディアンズが初めてキャプテンを務めます


もちろん、エディーさんからコーチ陣にみんなどう思うかと意見を求められて、2〜3つの選択が提示された中で、みんなで議論した上で決めました。エディーさんは何か決めるときにコーチの意見を聞いてくれるので非常にマネジメントが上手い。原田とワーナー、李らがリーダーグループとして、チーム作りをしているわけですが、2027年W杯に向けて、彼らの成長を促すためにこういう決断になった。

ワーナーはリーチマイケルといっしょに3〜4年プレーしてきて、リーチは過去20年遡ってもジャパンのベストなキャプテンだったと思います。ワーナーは彼の下でやり方を見てきた。ワーナーもプロ意識が高まっています。ワーナー、原田、李らが主体となってチームをリードしてほしい。ワーナーに何を求めているか。アタック、ディフェンスでもフィジカル高く、みんなのお手本になってほしいし、それをやることでみんながついてくると思います

ディラン・ライリー

ディラン・ライリー


――リーダーグループは他に誰がいるのか?


共同キャプテンはディアンズと原田だが、リーダーグループには李、ライリー、ファウルアも入っている。彼らにリーダーシップの役割を与えて、経験をつんでもらいたい。5〜6人のリーダーグループで若いキャプテンをサポートして、いろんなことを経験して育っていってほしい。李はアタックリーダーで、ライリーはアタックとディフェンス両方担当していて、ファウルアはディフェンス担当です。

だからといって、(各々が)それだけをやってというわけではなく、ゲーム全体で、みんなでリーダーシップを発揮してほしい。彼らに求めるのはハードワークで4〜5人がハードワークして、チームを牽引してくれると思います。言動より行動で示してほしい。リーチ不在は大きい穴ですが、彼らがステップアップする良い機会になります。

下川甲嗣・サム・グリーン

下川甲嗣(左)、サム・グリーン(右)

下川甲嗣(左)、サム・グリーン(右)


――若いチームでカナダ代表に挑みます。下川選手は中堅ですが……


下川 年齢層的にも若いですが、今、活気がありますし、チームとして1個1個積み上げていっている状況です。個人的には、中堅層だと思うが、明日の試合ではそれを意識せずに、自分のパフォーマンスを最優先に考えて、良いパフォーマンスができればチームに良い影響が与えられると思います。


――カナダ代表戦はどんな位置づけに


下川 本当に、テストマッチの1試合なので、絶対に勝たないといけないと自分たちはそう思っている。今回の大会は優勝することが最後の目標なので、その中の最初の一戦です。相手はアメリカ代表に勝って勢いがあるので、そこに対して自分たちは立ち向かっていきたいという心構えでみんないると思います。

下川甲嗣

下川甲嗣

――ウェールズ代表と対戦して、秋には母国とも対戦します。カナダ代表戦はどんな位置づけですか?


グリーン 1つ1つのテストマッチという位置づけで考えています。カナダ代表は本当に強いチームだと思うし、自分たちのゲームをしっかり出さないといけないし、この2週間やってきたことを体現したい。


――キャプテンとなったワーナーの印象は?


下川 ワーナーはもともとキャプテンシーある選手ですし、キャプテンになって全員が納得していると思いますし、ワーナーは(原田)衛が共同キャプテンで、明日の試合はワーナーキャプテンですが、全員がワーナーのリードにしっかりついていく。チームが目の前の試合、勝負に勝っていくことが大切かなと思います。

――ワーナーのどこにキャプテンシーを感じる?


下川 言葉もですが、これまでのテストマッチもそうだし、やっぱり誰よりもハードワークするし、チームを勝たせる、助けるプレーをこれまでやってきている。そういったところでもキャプテンにふさわしいプレイヤーだと思います。


グリーン 彼はリーグワンで、長年、リーチやその他ぼ経験値の高い選手といっしょにプレーしてきた。周りに良いメンターの中でプレーしてきたので経験値も高い。キャプテンとして地に足がついている感じて、余計なことは言わず、言うべきときに言うし、あとは行動で示してくれる選手だと思います。


――カナダ代表戦で、勝つためにどんなプレーしたいか?


グリーン 自分個人にとっても非常に素晴らしい機会で、エキサイティングです。桜のジャージーを着て、みんなとプレーできて嬉しいです。PNC初戦なので、ウェールズ代表戦で学んだ教訓を出したい。

(ウェールズ代表との)テストマッチで1試合出場して、エディーさんに言われたのはオフザボールの動き、ワークレイト大事と言われて、それは納得している。ボール持っている時間が少なうて、持っていないときにどういう動きするかテストマッチは大事と学んだ。自分たちらしいプレーをして、ウェールズ代表戦から学んだこと、成長した姿をPNC初戦でぶつけて結果を得たい。

下川 明日は自分のやるべきことを最優先して、結果的にチームに良い影響を与えて勝ちたい。ボール持っているときはハードに、フィジカルにいきたいし、ボール持っていないときはワークレイトを意識してプレーしたい。

サム・グリーン

サム・グリーン


――若いチームですが、グリーン選手はキャップ数は少ないが経験はある方ですが……


グリーン 非常に若いチームだが 2週間、良い準備をして質の高い練習をしてきたので準備万端です。15番としてワークレイトを高めたい。そしてSO李、BKをサポートしたい。空中戦やランが多くなると思うので持ち味を発揮したい。若いチームだが才能溢れる選手がそろっているので、明日、何ができるのか楽しみにしています。


――宮崎でハードな練習をして、この試合に向けての調整をしてきたのか? 


下川 PNCでテストマッチが4週連続であるので、宮崎ではタフな状況を作って、ハードな練習を続けてきたと思います。その中で、チームとして回復を大切にしていて、毎日の回復もそうですが、練習の中でハードなタフな時間が来たときに、どれだけ冷静に自分たちのラグビーできるかに関して、リカバリーランをS&Cコーチが取り入れて、きつい中でも冷静に考えるトレーニングをしてきた。このPNCで、試合の中で、そういう時間帯がきたらそれが発揮できたらなと思います。

グリーン 超速ラグビーやるというのはハードワークが求められる。(その)準備をするということは、スーパーハードが求められるので、そこが要になるかなと思います。

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