世界との対峙‐WTB植田和磨・FB、WTB竹之下仁吾 | ラグビージャパン365

世界との対峙‐WTB植田和磨・FB、WTB竹之下仁吾

2025/06/30

文●編集部


28日、JAPANXVはマオリ・オールブラックスと対戦。前半WTB植田和磨の2トライを決めて僅差で後半を迎えるが、相手に攻守で対応され1トライも取れないまま試合終了。世界との差を見せつけられる結果となった。日本代表にとって収穫だったのは、セブンス日本代表としても世界との対戦を経験してきたWTB植田和磨(コベルコ神戸スティーラーズ)だ。試合後にエディー・ジョーンズHCからは「良い学びだったね」と言われたという。すでに世界を経験している植田にとって物怖じすることはない。ランと学生時代から強かったハイボールキャッチはウェールズ戦でも見てみたいと感じさせるプレーだった。

今回大学生ながら代表合宿に招集され、JAPANXVで先発出場した竹之下仁吾(明治大)。思い切りのよいカウンターは昨年の矢崎由高(早稲田大)を彷彿された。試合後の2人のコメントを紹介する。

WTB植田和磨

植田和磨(左)

植田和磨(左)


――試合を振り返って


めちゃめちゃ緊張しましたが、良い緊張感でやれた。チームは敗れたが2トライ取れたので良い経験ができたかな。


――2トライを挙げました


自分が強みにしているランでトライを取れたり、ハイボールを取れたが、2つ落としてしまってチームに迷惑をかけてしまった。


――トライを振り返って


ボールを持って前見て、内側からマオリの選手が2人来ていたので、トライを狙っていこうとしました。(外にパスする選択もあった)パスしても流されるかと思って自分を信じていった。打ち切ったらトライ取れる、抜けると思っていった。幼い頃から走るのが好きで、カテゴリーが上がっていってフィジカルがついていって、経験を重ねるにあたって感覚みたいなものを感じるようになった。ランのときはあまり考えず、直感で動くようにしている。今日も直感でいけたら行けました!


――マオリと戦ってみて


スーパーラグビーで活躍している選手ばかりで、スピードもあってフィジカリティーもあった。BKのパスワークに翻弄されてトライをいっぱい許してしまって世界レベルを体験できたかなと思います


――アピールしたことは


自分の強みにしているラン、ステップ、あとハイボールをアピールしていきたい。


――エディーさんから言われたことは


今日、試合が終わった後、良い学びだったねと言われて、その通りだと思った。自分が期待されているのはラン、ハイボールのところだと思っているので、もっと練習して、自分の良さを国際試合で出せるようになっていきたい。


――ウェールズ代表戦に向けて


チーム内でのポジション争いもあるが、チームとしてまとまってウェールズ代表に勝利できるように1週間準備していきたい。

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