31日、第24回全国高校選抜ラグビー大会で大会最多6度の優勝を誇る東福岡(福岡県)は、7度目の優勝をかけて桐蔭学園(神奈川県)と対戦。
序盤、ブレイクダウンで優位に立つと立て続けに2トライを決めてリードするも、前半途中からペナルティーを連発。徐々に桐蔭学園に攻め込まれ、前半を12-13とリードされ折りかえす。
後半、ブレイクダウンの局面で桐蔭学園の圧力を受けると自陣での時間帯が続き、3トライを許しリードを広げられる。後半27分にようやく敵陣10mのマイボールスクラムからFB隅田誠太郎がトライを決めるもそこまで。19-34で敗れ、準優勝に終わった。
新チームで臨んだ今大会、藤田雄一郎監督は「大会通じてこれだけ成長するとは思わなかった」と手応えを感じていた。課題も明確になり、また可能性も見いだせたことで冬の花園連覇に向け再び前進を続ける。
東福岡 藤田雄一郎監督