6月25日、リーグワンで2連覇を達成したブレイブルーパスの一行が東京都庁へ小池百合子知事を表敬訪問、優勝を報告した。
訪問したのは荒岡義和社長と薫田真広GM、佐々木剛、杉山優平、真野泰地、橋本大吾の各選手。
面会の冒頭、荒岡社長は
「リーグワンで初めての連覇を達成することができました。また、上位チームでは唯一、観客数を増やすことができ、決勝では5万人を超えるお客さんの中で試合ができました。これも、東京都民のみなさんが足繁くスタジアムに応援に来てくださったおかげと感謝しております」
とあいさつ。

荒岡社長
さらに
「優勝して以来、たくさんの方に『おめでとうございます』と言っていただきましたが、私たちとしては、東京都のチームが優勝したのだから、東京都の皆さんに『おめでとうございます』と申し上げたいです」
と結んだ。
続いて、選手を代表して佐々木が「毎年競争力が上がっているリーグワンで連覇を達成できたことは嬉しい。強は都庁を訪問させていただき素晴らしい時間を過ごすことができました。来年もまたここへ報告に来られるように頑張りたい」とあいさつ。
小池知事は「史上初の連覇という快挙を達成されて、まことにおめでとうございます。一戦一戦勝ち続ける団結力に感銘を受けました。決勝に向けて掲げた、BeUs自分たちらしく戦うというスローガンも素晴らしいと思いました」とブレイブルーパスを称えると

小池百合子都知事
「2019年のワールドカップ以来ラグビー熱が着実に熱くなって、赤いシャツ姿の方々が増えていますね」と答えると、続けて「今年はイングランドで8月から女子のワールドカップも開かれるということで、今は小さな女の子の間でもラグビーをする子が増えているといいますし、これからも都民の体力、健康の維持発展にご協力いただければと思います」と、自ら女子ラグビーの話題に言及した。
そしてチームからは小池知事に記念品として、選手全員のサインが入ったTシャツを贈呈した。

面会を終えた佐々木は「緊張しましたが、知事が柔らかい雰囲気で接してくださって、心遣いを感じました。毎年、FWで都庁の前で写真を撮るのが恒例なのですが、中に入ったのは初めて。すごく光栄です」と振り返った。
改めて、チーム名に東京を冠している意義について聞かれた荒岡社長は「私たちは府中、調布、三鷹の3市をコアにして活動していますが、ゲームは秩父宮で行うことが、相手のホストゲームも含めて非常に多く、年々応援してくださる方が増えているなと感じています。お客様には外国人の方も増えていて、外国人の方もたくさん居住している東京の特徴かなと感じています」と返答。

知事が自ら女子ラグビーに触れたことについては「OBの松田努がブレイブルーパスの妹チームのブレイブルーヴを指導していて、今季の札幌・プレミストドームでの試合の際に前座の試合をしてもらいました。ブレイブルーヴではブレイブルーパスのロブ・トンプソンとセタ・タマニバルの奥さんも選手として楽しんでくれています。ワールドカップもあるし、男女とも盛り上がって行ければいいなと思っております」と話した。

佐々木剛_杉山優平_眞野泰地_橋本大吾