伝統の戦いは明治が完勝!2年ぶりの勝利で対抗戦2位扱いで大学選手権進出 | Rugby Japan 365

伝統の戦いは明治が完勝!2年ぶりの勝利で対抗戦2位扱いで大学選手権進出

2017/12/04

写真●大友信彦


12月3日、秩父宮ラグビー場では伝統の一戦、93度目となる早稲田大学と明治大学の試合が行われた。22,154名と超満員の中、80分間、激しくそして両チームともに集中力高いプレーを見せた。アタック、ディフェンス共に圧倒した明治が29−19で2年ぶりに勝利。明治、早稲田、そして慶應の3校が5勝2敗の2位となった。得失点差により、明治が2位扱い、慶應が3位扱い、早稲田が4位扱いとして大学選手権出場を決めた。

試合開始のキックオフ、今季初先発の明大4年生SO堀米航平が蹴った

試合開始のキックオフ、今季初先発の明大4年生SO堀米航平が蹴った

 

ファーストプレーから早明戦らしい激しいコンタクトプレーが続いた

ファーストプレーから早明戦らしい激しいコンタクトプレーが続いた

 

前半5分、早大の波状攻撃を17フェイズまで耐え、早大SO岸岡の飛ばしパスをインターセプトした明大CTB梶村が80m独走の先制トライをあげる

前半5分、早大の波状攻撃を17フェイズまで耐え、早大SO岸岡の飛ばしパスをインターセプトした明大CTB梶村が80m独走の先制トライをあげる

 

梶村に駆け寄り祝福するチームメイト

梶村に駆け寄り祝福するチームメイト

 

SO堀米のコンバージョンが決まり明大が7点を先行

SO堀米のコンバージョンが決まり明大が7点を先行

 

明大WTB山村の突進を、逆サイドから反応した早大WTB佐々木が阻む

明大WTB山村の突進を、逆サイドから反応した早大WTB佐々木が阻む

 

前半17分、相手DFのギャップを突いて突進する明大SO堀米。ゴールライン上でカラダが一回転しながらグラウンディングするが、ボールが手から離れ、レフェリーは確認できず、惜しくもトライならず。「TMOがあれば良かったんですが、しかたない。勉強になりました」

前半17分、相手DFのギャップを突いて突進する明大SO堀米。ゴールライン上でカラダが一回転しながらグラウンディングするが、ボールが手から離れ、レフェリーは確認できず、惜しくもトライならず。「TMOがあれば良かったんですが、しかたない。勉強になりました」

 

堀米のノックオンのあと、渾身のキックチャージで再びボールを獲得。獅子奮迅の働きの梶村

堀米のノックオンのあと、渾身のキックチャージで再びボールを獲得。獅子奮迅の働きの梶村

 

前半28分、明大はSH福田からNo8朝長にパスが通り明大が再び突き放すトライ

前半28分、明大はSH福田からNo8朝長にパスが通り明大が再び突き放すトライ

 

激しいコンタクトで存在感をみせた1年生のLO箸本

激しいコンタクトで存在感をみせた1年生のLO箸本

 

前半は明大が14-7とリードしたが、後半は開始早々から早大が反撃。機動力をアピールした早大CTB黒木

前半は明大が14-7とリードしたが、後半は開始早々から早大が反撃。機動力をアピールした早大CTB黒木

 

後半6分、早大FB桑山が明大4人のタックルを引きずりながら左隅へトライ

後半6分、早大FB桑山が明大4人のタックルを引きずりながら左隅へトライ

 

スケールの大きなプレーをみせた明大の1年生FB山沢京平。パナソニックの日本代表SO山沢拓也の弟だ。

スケールの大きなプレーをみせた明大の1年生FB山沢京平。パナソニックの日本代表SO山沢拓也の弟だ。

 

フィジカルの強さと突破力をアピールした早大のルーキーNo8下川甲嗣

フィジカルの強さと突破力をアピールした早大のルーキーNo8下川甲嗣

 

明大SH福田健太は鋭いサイド突破で1トライ1アシストの活躍

明大SH福田健太は鋭いサイド突破で1トライ1アシストの活躍

 

突破力を誇る早大CTB中野将伍も、明大ディフェンスの集中マークを受けなかなか走るスペースが見つからなかった

突破力を誇る早大CTB中野将伍も、明大ディフェンスの集中マークを受けなかなか走るスペースが見つからなかった

 

箸本vs下川、これから4年間の早明戦を彩る対決だ

箸本vs下川、これから4年間の早明戦を彩る対決だ

 

早大LO5三浦駿平の突破を明大LO4古川満主将が止める

早大LO5三浦駿平の突破を明大LO4古川満主将が止める

 

後半13分、右ラインアウトから明大CTB13鶴田が巧みなコース取りで突破、相手DFを引きつけて左へパス

後半13分、右ラインアウトから明大CTB13鶴田が巧みなコース取りで突破、相手DFを引きつけて左へパス

 

鶴田からパスを受けた15山沢が左WTB11山村へ

鶴田からパスを受けた15山沢が左WTB11山村へ

 

エース山村が俊足を飛ばして左隅にトライを決めた

エース山村が俊足を飛ばして左隅にトライを決めた

 

後半22分、再び攻め込んだ明大はスクラムからNo8朝長の突破を起点にSH福田が突き放しのトライ。堀米のコンバージョン成功で26-12と明大がリードを広げる。

後半22分、再び攻め込んだ明大はスクラムからNo8朝長の突破を起点にSH福田が突き放しのトライ。堀米のコンバージョン成功で26-12と明大がリードを広げる。

 

張り替えたばかりの芝生はワンプレーごとにめくりあがり、プレーの合間を縫って作業員が芝生のメンテナンスのためにピッチへ。選手の集中に影響がなければよいが。

張り替えたばかりの芝生はワンプレーごとにめくりあがり、プレーの合間を縫って作業員が芝生のメンテナンスのためにピッチへ。選手の集中に影響がなければよいが。

 

早大LO加藤広人主将が明大No8坂和樹にタックル

早大LO加藤広人主将が明大No8坂和樹にタックル

 

いつも冷静なリードが光る早大SH斎藤直人もこの日はプレッシャーを受け続けた

いつも冷静なリードが光る早大SH斎藤直人もこの日はプレッシャーを受け続けた

 

早大LO加藤広人主将が局面打開を期して突破をはかる

早大LO加藤広人主将が局面打開を期して突破をはかる

 

今季FW第3列からHOに転向した早大②宮里侑樹、前半モールからトライをスコア

今季FW第3列からHOに転向した早大②宮里侑樹、前半モールからトライをスコア

 

 

ライバル同士の意地がぶつかる。モールの押し合いは迫力があった

ライバル同士の意地がぶつかる。モールの押し合いは迫力があった

 

ゴールに迫る早大CTB12中野を3人がかりで押し返す明大ディフェンス陣。最後まで集中力は途切れなかった

ゴールに迫る早大CTB12中野を3人がかりで押し返す明大ディフェンス陣。最後まで集中力は途切れなかった

 

後半35分、ゴールに迫った早大SO岸岡智樹に明大FB山沢がタックル

後半35分、ゴールに迫った早大SO岸岡智樹に明大FB山沢がタックル

 

両者絡まりあってタッチに出るが、判定はハイタックルでペナルティトライ。早大が26-19、ワンチャンスで追いつく7点差に迫った

両者絡まりあってタッチに出るが、判定はハイタックルでペナルティトライ。早大が26-19、ワンチャンスで追いつく7点差に迫った

 

明大はキックオフを深く蹴り、強引につなぐ早大にプレッシャーをかけ、CTB中野をCTB梶村が倒したところでNo8朝長がジャッカルに入り、ノットリリースザボールのPKを獲得。まさにウィニングジャッカルだった。

明大はキックオフを深く蹴り、強引につなぐ早大にプレッシャーをかけ、CTB中野をCTB梶村が倒したところでNo8朝長がジャッカルに入り、ノットリリースザボールのPKを獲得。まさにウィニングジャッカルだった。

 

ブレイクダウンに奮闘したFWたちを副将の梶村がねぎらう

ブレイクダウンに奮闘したFWたちを副将の梶村がねぎらう

 

途中出場の明大SO忽那鐘太が冷静にPGを蹴り込む。29-19、再び10点差のセーフティーリードに。

途中出場の明大SO忽那鐘太が冷静にPGを蹴り込む。29-19、再び10点差のセーフティーリードに。

 

 

激しさとクレバーさを兼ね備えた明大のディフェンスは残る時間も衰えず、29-19。スコア以上の内容差を感じさせる完勝で、2年ぶりの早大戦勝利を飾った。

激しさとクレバーさを兼ね備えた明大のディフェンスは残る時間も衰えず、29-19。スコア以上の内容差を感じさせる完勝で、2年ぶりの早大戦勝利を飾った。

 

両手を突き上げる4が古川主将。両校の通算対戦成績は明大の38勝53敗2分(大学選手権、関東春季大会は含まず)となった。

両手を突き上げる4が古川主将。両校の通算対戦成績は明大の38勝53敗2分(大学選手権、関東春季大会は含まず)となった。

 

大友信彦
(おおとものぶひこ)

1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

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