明治が早稲田を圧倒し100周年で迎える早明戦を制す | ラグビージャパン365

明治が早稲田を圧倒し100周年で迎える早明戦を制す

2023/12/04

文●編集部


3日、国立競技場では関東大学ラグビー対抗戦、明治大学対早稲田大学の一戦が行われた。明治創部100周年ということで31915人の観客がスタジアムに駆けつけた。毎年接戦となる「早明戦」。今シーズンは序盤から明治が早稲田を圧倒する一方的な展開となった。

明治・廣瀬雄也主将は欠場。ウォームアップを終えた伊藤耕太郎を激励する

明治・廣瀬雄也主将は欠場。ウォームアップを終えた伊藤耕太郎を激励する


早稲田・伊藤大祐主将

早稲田・伊藤大祐主将


明治・山本嶺二郎ゲームキャプテン

明治・山本嶺二郎ゲームキャプテン


帝京戦ではコンタクト部分でも互角の戦いを見せていた早稲田。明治にも同様に戦えるか

帝京戦ではコンタクト部分でも互角の戦いを見せていた早稲田。明治にも同様に戦えるか


100周年という節目の早明戦で勝利することができるか、明治

100周年という節目の早明戦で勝利することができるか、明治




前半5分、明治は敵陣ゴール前のラインアウトからモールで押し込み、HO松下潤一郎が左隅に先制のトライ。さらに17分にCTB平翔太のPGが決まり8-0とリードを広げる。

前半5分、松下潤一郎のトライ

前半5分、松下潤一郎のトライ



安定したラインアウトを見せた明治

安定したラインアウトを見せた明治


前半17分CTB平翔大のPG

前半17分CTB平翔大のPG



21分、明治は敵陣22m手前でのマイボールスクラムからアタック。早稲田LO池本大喜がハイタックルで明治はPKを獲得する。この試合でゲームキャプテンを務めたLO山本嶺二郎はトライを選択。先制トライと同様にモールで押し込み、モールが割れたスペースに松下が走り込みトライ。平のゴールも決まり13-0と明治がリード。

前半23分松下潤一郎2本目のトライ

前半23分松下潤一郎2本目のトライ



これで勢いに乗った明治は連続トライでラッシュをかける。28分、自陣10m付近のマイボールラインアウトから、ショートサイドをついてWTB海老原琥珀がタッチラインぎりぎりを走り抜け大きくゲイン。SH萩原周がポイントをずらすとノーハーフの状態でSOの伊藤耕太郎がSHの役割を果たし、NO8木戸大士郎を当てて前進。さらにFWをあてポイントずらす。今度は萩原が戻り逆サイドにもう一度FWを当てる。早稲田BKのDFが内によりアウトサイドにスペースができたところで、伊藤がアウトサイドへ展開するも早稲田DFに捕まる。

海老原琥珀がタッチライン際を抜ける

海老原琥珀がタッチライン際を抜ける



今度は左サイドにフェイズを重ね、お互い我慢の時間が続く。明治がボールをキープして迎えた12フェイズ目、早稲田CTB岡﨑颯馬が明治FB池戸将太郎に詰めてくるもオフロードで伊藤につながると1対2の局面ができる。伊藤から大外で待っていたWTB安田昂平にラストパスがつながる。安田がスピードと強さで早稲田FB伊藤大祐を交わし右隅にトライ。20-3とリードを広げる。

前半31分・WTB安田昂平が伊藤大祐を交わし右隅にトライ

前半31分・WTB安田昂平が伊藤大祐を交わし右隅にトライ




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