サクラセブンズ・平野優芽の現在地―東京五輪は「開催されることを信じて」 | ラグビージャパン365

サクラセブンズ・平野優芽の現在地―東京五輪は「開催されることを信じて」

2021/02/10

文●編集部


2月8日、女子7人制日本代表候補、平野優芽選手がオンライン取材に応じた。

今日は合宿が始まって3日目だったので、あまり強度は高くなく、コンタクトの細かいスキルの確認などを行いました。明日のオフを挟んでフルコンタクトなど強度の高い練習があるので、そこに準備していきたい。


――長い期間の合宿のテーマ、課題などは?


今回の合宿は、約3週間ちょっとの長い合宿になりますが今回の合宿はスペースです。ディフェンスの部分では相手のスペースを埋めること。アタックはスペースに攻撃していくことをテーマにやっています。私もこの前の合宿でチームの紅白戦で状況判断がテーマだった。合宿のテーマもスペースですし、(個人的にも)チームのゲームメーカーとしてスペースに対してアタックしていくことをテーマにしてやっています。

――先月、マキリHCが就任して


ハレさんになってから大きく戦術は変わらないが、コンタクトの練習が多くなった。コンタクトで勝つ、2対1だったり、強度の高い練習が増えたりしたことが変わったところだと思います。先月からハレさんが就任して、ひとりひとり理解してくれていて練習にもその人にあったアドバイスだったり、人を見てそれぞれにあった指導の仕方で教えてくださっている印象です。

ディフェンスのシステムのところでは、具体的に言うと、相手の立っている位置で、自分たちの対面に立っていたが、ハレさんの指導では自分たちの距離、自分たちの幅を徹底して、相手の立ち位置に関係なく、その距離を守って組織的にやっているところがディフェンスシステムでは大きく変わった点だと思います。タックルは、相手にタックルするまでの足の踏み込み、減速、力の伝え方など細かく教えてもらっている。ハレさんになって変わった点だと思います。

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