パシフィックチャレンジ2016に出場している、U20日本代表こと「ジュニア・ジャパン」は12日、フィジーウォーリアーズと対戦。前半4トライを奪われ、リードを許すと後半、HO橋本大悟( )のトライ、さらにペナルティートライを返すもフィジーを止めることができず14−44で敗れた。
STARTING MEMBER
初戦のトンガA戦とはメンバーを大きく変更。FW、BKともに各メンバーの素質を試すかのように様々なポジション変更も行われている。
「一つ一つのタックルの精度が重要」ジュニアジャパン 中竹竜二ヘッドコーチ
最初に低いタックルが決まって、相手にプレッシャーをかけることが出来た。前半は少ないチャンスを得点に繋げられなかったが、後半は早い展開の自分たちのラグビーが出来て敵陣にいる時間が長くなり、結果的に2つのトライをとることが出来た。課題ははっきり見えていて、特に体が大きく、フィジーのようなオフロードパスをしてくるような相手に対しては、しっかりと低く2人がかりで当たらなければ止められないということ。
きちんとプレッシャーをかけることが出来ている時は、それが成功しターンオーバーもたくさん生まれていた。逆にファーストタックラーが外された場合はそのまま失点に繋がるような場面が多く、一つひとつのタックルの精度の重要性を改めて感じた。FWに関してはよく、体の大きな相手にチャレンジしたと思う。あと2戦、今日出た課題を克服し、次戦のサモアAには勝ちたい。