8日、日本代表強化プログラム「ジャパントレーニングスコッド(JTS)」が高校日本代表と合同練習を都内で行った。JTSとして招集されたFL中森真翔(筑波大)が練習後取材に応じた。
FL中森真翔(筑波大学)

中森真翔
いつも(対抗戦で)試合をしている大学なんですけど、自分は一番下で先輩が多いんですけど、(JTSのメンバーも)高いレベルだし、コーチ陣もフル代表に関わっている方が多い。自分もフル代表を目指しているので、フル代表が行っているようなトレーニングだったり、栄養面(の取り組み)だったりを体感できるのはありがたいと思っています。
――一番印象的なことは?
試合とか練習後に毎回フィードバックで分析をやるんですけど、自分の中で言葉にするのは簡単なんですけど、実際にその動画からピックアップして根拠だったり、なぜその現象が起こったのかというのを詳しく説明するところまで行うのはすごくクウォリティが求められるなと思いますし、めっちゃ攻撃の肝になるのかというふうに感じています。

――日本代表に入るには
そうですね、日本の武器としてスピードというところがあると思うんですけど、自分もスピードの部分は元々強みにしているのでそういうところを伸ばしていくところだったり、世界と戦うにはまだまだフィジカルが足りないと思うんで、JTSというカテゴリーでしっかりハードワークして、練習は毎日しんどいですけど、乗り越えていくことが大事。そして世界と戦えるフィジカルを身につけていきたいですね。
――S&Cの指導はどんなものを受けている?
1日3回ウェイトがあるんですけど、大学では1日1回だったりするんで。練習の合間にウェイトがあったり、寝る前にパンプがあったり、そういう点では自分も意識を変えなきゃいけないなとすごく思わされます。
トレーニング以外の場面でいうと栄養面で3食以外にも自分で考えなくてはいけなうて、何が必要か選択肢だったり、寝る前にタンパク質を取ったり、すごく充実したサポートもあるんですけど、自分自身でも考えなきゃいけないなと感じています。
JTSに来て、本当に1日1キロずつぐらい増えていくので本当に栄養面のサポートが充実しているんですが、(大学へ)帰ってからも自分に活かしていきたいですね。

――目標体重は?
とりあえず今年は100キロを超えないなと思っています。
――ポジションは?
大学ではLOですけど、JTSではFLをやっています。新しい部分で挑戦できたんで、バックロー全般ができるということを強みにして後々FLでもやりたいですね。自分の走力を活かせるようなFLになっていきたいですね。
――通用するなと感じた部分は
高さと速さという部分、低さという部分を追求したらリーグワンのトップレベルにも通用するんだぞ、いうのをすごく感じたので、エディーさんはBKの方が早く出れるとおっしゃっているかもしれないですけど、自分は今から狙っていきたいです。