18日、JAPANXVは、大阪ヨドコウ桜スタジアムでオーストラリアAとの強化試合に挑んだ。CTB廣瀬雄也(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)は先発し、80分フル出場を果たした。試合は7‐71と11トライを許し大敗を喫したが、廣瀬はこの試合をどう捉えたのか。試合後のコメントをお伝えする。
自分たちのミスから一気に取られるシーンが多かった。

今まで(合宿で)ハードなトレーニングをやってきて、どんなメンバーであれ桜のジャージーを着ている以上、こんな試合をしてしまっては、ジャパンに向けた試合ができなかった。ホンコン・チャイナ戦に向けてやっていきたい。

廣瀬雄也
――相手の個々が強かったが
世界のスタンダードのレベルを肌で感じたし、PNC(パシフィック・ネーションズカップ)フィジー戦と同様で、自分たちのミスから一気に取られるシーンが多かった。ファイナルを経験した自分がチームに落とし込むことができていなかった。
――反省点は?
自分たちがプレッシャーかけている部分があった。良いアタックをしていたが、得点をあげられないとメンタル、流れにも乗っていけなかったので、しっかりスコアを取ることにこだわりたい。

――JAPAN XVはBKの方がキャップホルダーが多かったが
(奥井)章仁を中心にFWが引っ張ってくれたが、PNCでは自分が一番試合に出ていたので、PNCの学びを(チームに)落とし込まないといけなかった。ずっとフィールドのハドルの中でも、やっていることは間違っていないと言っていたし、ゴール前に行くまでは自分たちのアタックが通用していることが多かった。

最後まで遂行して、トライや3点で刻んでいかないと、あれだけ点差が広がると自分たちのやることがなくなってしまう。後半は相手に流れを与えてしまった。完敗でした。