エディージャパンは25日、「リポビタンDチャレンジカップ2025」オーストラリア代表との一戦に挑む15‐19で惜敗した。序盤ディフェンスで粘り、後半、本来のアタックで敵陣での時間帯を増やし、2つのトライで追い上げたが一歩及ばなかった。試合後、PR竹内柊平(東京サントリーサンゴリアス)、CTBチャーリー・ローレンス(三菱重工相模原ダイナボアーズ)、そして初キャップを獲得した、FL/NO8タイラー・ポール(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)に話を聞いた。
竹内柊平

竹内柊平
ワールドカップイヤーだけ勝てばいいというわけじゃないので、チームのいいところ、悪いところあったんですけど、勝てる試合には勝たないといけないですし、残り4戦も負けていい試合は一つもないと思っているのでしっかり準備していこうと思っています。

――トライについて
ミスマッチでもあったし、すごく僕の好きなスペースだったので呼びました。嬉しかったですね。個人で取れたから喜んだというよりは、チームの結果としてつながったスコアだったんで、めちゃめちゃ嬉しかったですね。その前に僕はイエローカードもあったし、チームに迷惑をかけていたんで、なんとか、チームに貢献できるのはスクラムとボールキャリーだったので、まずはスクラムでペナルティ取って、そこからのスコアだったので、自分の仕事を遂行できたのは良かった。

――シンビンの時、何を考えていた?
一番は申し訳ないということですね。本当に勝たないと行けない試合で、10分、14人でやるというのは。しかも相手はランキング的にも格上ですし、一人いなくなると、コンビネーションとかも変わりますし、絶対ピッチに戻ったらチームに貢献、自分の仕事を遂行しようと思っていました。

多分今までの僕だったら、すごく舞い上がって逆に空回りしちゃうシーンとかスクラムとかでコラプス(コラプシング)するところだったんですけど、いいスクラム組めて、いいボールが出せたのはよかったです。でも勝たないと意味がないので、来週に向けて準備するだけかなと思っています。

FL/NO8タイラー・ポール

タイラー・ポール
――初キャップおめでとうございます。
誇らしく思います。この5年間、ジャパンではすごくたくさんのチャンスをもらったので、すごく責任も感じていましたし、日本のジャージを着て、日本に対して恩返ししたいという気持ちが強かったです。

――JAPANXVから短い期間でしたけど、どうアジャストしてきましたか?
確かに短い期間でしたが、チームメイトやコーチたちが必要な情報を与えてくれたので、自分の仕事は理解して遂行できたかなと思います。
――JAPANXV戦と今日の試合で感じたものは違いがありますか?
自分が今日出場した時の状況とJAPANXVの時とは全く違うので比較するのは難しいですね。JAPANXVは若手主体のチームでしたし。全ての経験を今後に繋げられるようにしていきたい。

――これからの4戦、ビッグマッチも控えていますがどんな気持ちですか?
できる限りベストな準備をして、一戦一戦に臨みたいです。自分たちのプランを遂行できればかならず勝利することができるとおもっています。
チャーリー・ローレンス

――今日はイレギュラーなパターンでピッチに入る状況でしたが、どういうマインドセットで臨みましたか?
この5年間で、こういった形で出場することはなかったので、他の選手から、どうすればいいかアドバイスをもらっていました。彼らからは「いつも同じマインドセットで挑むことが大事」ということを言ってもらっていました。普段通りのマインドで準備して、いつでもいけるようにしていました。
――ビッグマッチがこれから続きます。どんな気持ちでいますか?
ラグビー人生の中で最大の試合になると思っています。今日の試合をしっかりレビューして、どうやったら南アフリカに勝てるか準備していきたいと思っています。

