U20日本代表候補 関東トライアル合宿が12月7-8日、東京都府中市で行われた。
U20世界選手権(World Rugby U20 Championship)は来年7月、ジョージアで開催されることが発表されている。出場国はこれまでの12か国から16カ国に拡大され、拡大枠で出場するのはフィジー、日本、ウルグアイ、アメリカ。
2025年のU20世界選手権はイタリアで行われ、南アフリカが決勝でNZを破り2012年以来13年ぶりの優勝を飾った。NZは2017年以来優勝から遠ざかっている。
2025年大会の最終順位戦の結果と順位は以下の通り。
(優勝)南アフリカ 23-15 ニュージーランド(2位)
(3位)アルゼンチン 38-35 フランス(4位)
(5位)オーストラリア 68-40 イングランド(6位)
(7位)イタリア 31-23 ウエールズ(8位)
(9位)ジョージア 22-7 スコットランド(10位)
(11位)アイルランド 38-37 スペイン(12位)
この大会に向け、U20日本代表候補のトライアル合宿が11月30日~12月1日に関西(天理大学白川グラウンド)で、12月7日~8日に関東(トヨタ府中グラウンド)で行われた。
U20の代表資格は(現役なら)「早生まれの大学2年生まで」が対象。国内では大学選手権、全国高校大会を控えた時期とあって、大学1年生および早生まれの2年生の有力選手はチームのスケジュール上参加が難しい中、すでにシーズンを終えているチームや、ポジションの事情でメンバーに入っていない等、有力校から参加可能な選手が合宿に集結。

関東合宿の参加選手集合
高校生からも、関西合宿には報徳学園のFL/No8上原大尚、天理のFL/No8城内佳春、CTB森本樫大、WTB/FB坂田弦太郎、京都工学院のSO杉山祐太朗、小倉の高野恵次郎、熊野の廣畑汰南、関東では国学院久我山のPR吉澤輝、開志国際のマイカ・タヴェタが参加した(タヴェタはU20日本代表の資格はないが、高校日本代表の選考を兼ねて参加)。また、U20では恒例ともいえる海外組も、NZのウエリントンカレッジに留学中の小坂莉央、フランスのヌヴェール(Nevers)U21でプレーするヴァンダム・宮内 ジョン友悟という2人が関東合宿に参加した。

