コロナ禍で迎える2年目の夏合宿。テクノロジーの進歩に感謝しつつ、アナログ的コミュニケーションの価値を再認識しています。 | ラグビージャパン365

コロナ禍で迎える2年目の夏合宿。テクノロジーの進歩に感謝しつつ、アナログ的コミュニケーションの価値を再認識しています。

2021/08/25

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。
全国的にコロナウィルスの感染が拡大しています。感染された方にはお見舞いと、ご無事の回復を心よりお祈りします。みなさまもどうぞ、くれぐれもお気をつけください。

コロナ禍での合宿生活とは・・・

僕がコーチングスタッフに入っている早大ラグビー部は、8月16日から長野県菅平で夏合宿に入っています。昨年は合宿が中止になったので、早大にとっては2年ぶりの合宿になります。日本中で医療機関に負担がかかっている中での合宿にはご批判の声もあると思いますが、僕らとしては感染のリスクをできる限りゼロに近づける努力をした上で、シーズンに向けてしっかりと準備を進めたいと思い、細心の注意を払って活動しようと考えています。

この機会に、早大の選手たちはコロナ禍でどんな合宿生活を送っているのか、少し紹介させていただこうと思います。

早大ラグビー部には概ね120人の部員がいます。宿舎は、グラウンドに隣接するセミナーハウスの他に2カ所のホテルに分かれて泊まっています。通常の合宿なら1部屋に2~4人くらい入るのですが、現在は原則1人1部屋。とても広い部屋だと2人、両端に分かれて、ドア、窓は開けた上で常にマスク着用、室内では会話もしない、という状態で生活しています。食事もみな、アクリル板に向かって、誰とも話もせずに黙々と摂ります。

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