自粛期間が生んだ副産物も。今シーズンはぶっつけ本番に。これからは「ラグビーが本当に必要なのか」を証明する必要がある。 | ラグビージャパン365

自粛期間が生んだ副産物も。今シーズンはぶっつけ本番に。これからは「ラグビーが本当に必要なのか」を証明する必要がある。

2020/08/07

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。
いよいよ夏本番です。でも早大は菅平の夏合宿が中止になってしまいました。
早稲田大学ラグビー部は3月の終わりからチーム練習を中止にして、オンラインでのトレーニングやミーティングなどでチーム作りを進めてきました。その後、緊急事態宣言の解除を受けて6月中旬にチーム練習を再開。JRFUの作成した段階的な復帰のガイドラインにあわせて徐々に練習メニュー、強度、人数を高めて、8月に入ってようやく、フルコンタクトのメニューに入ることが出来ました。

ここまでの時間を振り返ると、みんなまじめにガイドラインを守ったなあと思います。当たり前といえば当たり前のことですが、こういうガイドラインはあらゆるチームを対象にした最大公約数というか、もっとも安全な、最低限のレベルを想定したもので、個々のチーム事情や地域の事情はいろいろと違いがあります。約3カ月の自粛期間も、ほとんど何もせずにいた選手やチームもあれば、個人でしっかり身体を作っていた選手やチームもある。個人的には「もうちょっと早く進めてもいいだろ」という思いも持ちました。

その一方で、自粛期間が生んだ副産物もある。ひとつは、ケガ人が出ていないこと。練習も試合もまったくといっていいほどしていないので当たり前のことなのですが、実際に練習を再開して感じたのは選手の身体がフレッシュになっていることでした。

先日、高校野球の話題で、自粛期間の3カ月、練習ができずにいて、久しぶりに練習を始めたらピッチャーの球速が上がっていたという記事があり興味深く読みました。実は僕も似た経験をしています。

今季が始まってから、僕は選手と一緒にフィットネスの測定をしていて、そこそこ現役の学生よりもいい数値を出したりしていたんです。3月の休止前は、ヨーヨーテストで学生に混じってチームで3番目の数字を出したりして、学生たちをからかったりしていたのですが、自粛期間が明けてみたら学生がみんな数値を伸ばしている。前は僕よりも遅かった選手が良い数値を出して、僕が勝てなくなっている。

 

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