横浜キヤノンイーグルス、石田吉平は開幕節から11番で先発。これまでセブンズに専念していた石田が完全に15人制モードに切り替わりアジャストしたことを証明した。開幕戦後、石田に話を聞いた。第2節のコベルコ神戸スティーラーズ戦の前に一度お届けする。
横浜キヤノンイーグルス 石田吉平
――まず感じたことからお願いします。
すごい自分が憧れていた舞台でしっかりデビューすることができたっていうのはすごい嬉しく思います。
――そういう中で先発でデビューして、特に前半はいい展開だったと思うんですけれども、どういうところで貢献ができたっていう感触がありましたか?
そうですね。チーム全体が前に出て、モメンタムを持ってずっと敵陣でプレイし続けられたのが前半は良かったかなと思います。 自分としてはあんまり前半こう何かやったっていう部分はないんですけど、まあチーム全体がいい形でラグビーを進めていったのかなっていうふうに感じます。
――石田選手がボールキャリーするたびに結構スタンドが湧いてたんですけど、はい、ああいう声を聞いてどういう風に感じてました?
それだけで嬉しく感じますし、自分もこう。 その声援に応えたいなっていうのが一番思いますね。
――今日のゲームを経験して、これからどう過ごしていきたいと思いましたか?
今回負けてしまったんですけど、まだまだ長いシーズンが続くので、しっかりこう一歩一歩ステップアップして、最終的に優勝っていうところに、 優勝という目標にしっかりたどり着けるように頑張っていきたいと思います。
――一番成長させたいところはどんなところですか?
今はやっぱりもうキャリーのところでもっと。 前に出るところはもっと前に出て、あとは、オフザボールのところでどんだけ動けるかっていうのを求められているので、ボール持ってない時の動きっていうのをもっとはっきりとさせて、そこを伸ばしていきたいなと思います。
――今、体重は7人制の時より何キロぐらい増えて何キロなったんですか?
76ですね。今は76キロでまあ2キロぐらい増やしたんですけど、まだまだ増やさないといけないですし、フィジカル面でももっと強化していきたいなと思います。
――今季何トライぐらい目標としています。
自分の中で特別な目標、数はないんですけど。 しっかりウイングとしての、トライ取り切るっていうのを、チームに貢献したいと思いますし、その中でより一本でも多く取り取っていかないといけないなというふうに感じています。
――フルバックもやってるんですか?
そうですね。チームにもし緊急事態があったらできるようにっていうふうに入ってます。
――もしかしてスクラムハーフにもそういうスタンバイはあったんですか?
そうですね。今日はもしアクシデントがあったらっていうふうになってました。
――ちなみに沢木さんに少し言われていたことだと思うんですけどオリンピックとどちらが緊張しましたか?
いや、それはまあ、日本でやるっていう意味では、今日の方が緊張したかなというふうに感じますね。
――こういうところで自分の中で力を出し切った感じですか?それとも何かもっとできたことがあったと思いますか?
まだまだ未熟ですし、自分の強みも全然出し切れなかったので、もっとこれからまだまだもっと出し切れるようにやっていきたいなと思います。
――今日80分で一番発見というか、学んだことはどんなことがありましたか?
トップレベルの選手たちとプレーできたっていうのはすごい楽しかったですし、 その舞台でしっかり自分が活躍できるようにもっと精進していきたいなと思います。
―― 誰のどんなシーンが印象的でしたか?
そうですねやっぱりファフとかジェシーのプレーってのは勉強になりますし、ハードワークしてるところをもっと参考にしないといけないと思いますし相手のリッチー・モウンガ、シャノン・フリゼルもすごいこうあれだけマークされている中でも活躍できる選手なので、やっぱりそこを目指していかないといけないなと思いました。
――コルビとかアレンゼとかやっぱりやりたいなと思いますか?
そうですね。ラグビーやってる上ですごい尊敬する選手なので試合したいなって思います。