サクラセブンズこと女子7人制日本代表が、HSBCSVNZ第4戦のバンクーバー大会で、ワールドシリーズで初となる4強入りを果たした。

全チームキャプテン集合
前回パース大会で歴代最高順位タイとなる5位に入ったサクラセブンズは、今大会ではC組に入り、初戦でフィジーと対戦。フィジーは今季、ここまでの3大会は全てプール戦で全敗していたが、前回のパースでは9位に上昇。侮れない相手だ。

フィジー戦-庵奥里愛
試合は立ち上がり、フィジーが2トライを連取して14点を先行。日本は0-14の劣勢でハーフタイムを迎えたが、後半のキックオフから反撃。ディフェンスでPKを獲得すると、堤ほの花が左サイドを快走。フィジーがデリバレートノックフォワードでイエローカードを出すと、日本はPKから攻めて吉野舞祐が右中間にトライ。このグラウンディングの際にハイタックルがありフィジーにもう1枚イエローカード。

フィジー戦-永田花菜
フィジー戦 19-14◯
直後に日本はスクラムからのアタックで堤ほの花がタックルを受けながら激しく前進し、ゴール前でオフロードパスを谷山三菜子につないでトライ。12-14と追い上げると、最後はゴール前に攻め込んだPKから谷山→吉野→堤とつないで逆転トライ。後半、残り4分になってからの3連続トライで19-14の逆転勝ちで好スタートを切った。