日本、フィジー、トンガ、サモアのU20代表チームが総当りする「ワールドラグビー パシフィックチャレンジ2016」に参戦している、ジュニアジャパンは21日、最終戦となる「トンガA」と対戦し30−43で敗れ4位で大会を終えた。
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「課題も残ったが非常にいい成果ものあった。」ジュニアジャパン 中竹竜二ヘッドコーチ
今日のトンガAは、ブレイクダウンやタックルのプレッシャーも激しく、そのプレッシャーに対して我々も特に前半はよく対応できていた。前半はゲームプランも非常にうまくいき、ボールのポゼッションや敵陣でのゲーム展開については高く評価している。
しかしアイランダーらしい激しいボールキャリアーやハンドオフ、オフロードで簡単にトライをとられてしまうシーンが増え、失点を重ねてしまった。アタックに関しては、トンガに対して正面から勝負を挑み、FWのプレーでは対抗できたがボールを動かすプレーでは意識が足りなかった。
課題も残ったが、非常にいい成果もあった。FWの密集でのプレーや、エリアの取り方、カウンターアタックはこれから活かしていける強み。U20の選手については、これから国内合宿があり、6月の大会(ワールドラグビーU20チャンピオンシップ)に向けて更なるレベルアップを図りたい。
「この経験を日本に持ち帰り、U20の選手もオーバーエイジの選手も、それぞれの道で頑張っていきたい」ジュニアジャパン 金正奎キャプテン
今日のテーマは『試合の入りを大事にする』ということ。うまくできたが、それを80分間続けることができなかった。この遠征を通じて、フィジカル面や試合の入りの大切さをしっかりと学ぶことができたのは大きな成果であり、大きな課題でもある。
U20の選手だけでなく、オーバーエイジの選手も同じ方向を向いてハードワークができたというのはよい経験。U20の選手はこれから6月の大会があるし、オーバーエイジの選手も自分たちの目標に向かって進んでいきたいと思っている。この経験を日本に持ち帰り、いい練習をして、それぞれの道で頑張っていきたい。応援ありがとうございました。