4日から菅平で合宿をしているJAPANXV。2日目となる5日、阿部崇人(横浜キヤノンイーグルス)とエピネリ・ウルイヴァイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ)は参加せず、35名でトレーニングを行った、代表初招集の選手も多いため、アタック、ディフェンスのシステムの確認に時間をあてていた。練習を終え、エディー・ジョーンズHCが取材に応じた。
――合宿2日目、どんなところに重点を置いて練習しましたか?
まずは、アタックとディフェンスシステムを導入したいと思っています。今朝は新しい選手たちが来たので、全員が同じ画を見られるようにというセッションを行いました。

――2年連続の菅平合宿となりますが、改めてこの菅平の練習環境というのは?
ぜひ、一度この景色をご覧になってみてください。トレーニングには絶好の環境です。施設もピッチの状態も良く、ホテルも素晴らしいです。この時期は天候も素晴らしいので、最高のコンディションです。
――ヘッドコーチにとって菅平っていうのはどういった場所でしょうか
菅平は、日本のラグビーの、精神的なホーム、聖地だと思います。ラグビーをする子供たちは、ほぼ全員が中学、高校時代に一度は菅平を訪れます。彼らにとって、菅平はラグビーを成長させる場所なのです。
――もうしばらく この合宿は続きますが、どんなものにしていきたいのか?
セレクションキャンプです。選手たちをテストしています。最終的に日本代表へ残れる選手をテストしています。ここには 35 人がいますが、おそらくさらに 15 人がリーグワン の決勝戦と3位決定戦に出場した選手たちから選ばれます。35人に15人を加えても35人にはなりませんね。つまり、選考のためのキャンプですね。

――セレクションのところですけど、今後に向けて選手には説明したのですか?
セレクションキャンプであるということを選手たちは理解しています。毎日、彼らのパフォーマンスが見られているということも選手たちは理解しています