女子ラグビー日本代表は24日、女子ラグビーワールドカップ2025・イングランド大会でアイルランド代表との初戦に挑み、14-42で敗れた。SH津久井萌・FL櫻井綾乃の2人が試合後のオンライン会見に応じた。
――試合を振り返って
津久井 前半は相手のペースに巻き込まれて上手くいなかったが、後半は自分たちの良いところを出せた。次戦に向けて修正していきたい
櫻井 後半はサクラフィフティーンらしい試合ができていたので次戦につなげたい。
セットプレーで課題があったので修正していきたい。いつもはミスしないところでミスしたので、自分たちらしい正確なプレーができたらいいなと思います。
――2017年以来、久しぶりW杯の舞台でした
櫻井 本当に会場に入った瞬間、大歓声の中で入場した。相手も日本のサポーターもいて感慨深い気持ちになった。自分が目指していたW杯が始まるなというワクワク感があった。
――どういった気持ちで試合に臨んだ?
津久井 この試合に勝つという気持ちで臨んでいて、勝つことで日本の女子ラグビーが盛り上がるという気持ちでした。
櫻井 (後半途中から入った)14点で相手に迫っていたので、自分が入ってモメンタムを生んで相手を追い詰めようと話していた。
――相手の印象は
櫻井 体も大きくプレーも正確だが、負けない相手だと思っていたので(負けて)悔しいです
津久井 相手の10番が蹴るのはわかったが、ハイパントかクロスキックかわからなくて上手だなと思いました。
――弘津さんへのトライを挙げたシーンを振り返って
津久井 その前のアタックで、相手の方が早いセットで、スペースが空かない状況だったので、みんなにテンポ、ギア上げてくよと話をしていました。
良いテンポでアタックできた。
――接点でプレッシャー受けたし、ラインスピードも上げられなかった
櫻井 前半外から見ていたが、相手のディフェンスのラインスピードが速いと感じていました。それを理解した上で、後半は前に出るアタックができていた。最終的にそれが点数につながった。受けてしまったところで相手に波に乗せてしまったかなと思います。(後半良くなった点は)モールを使って反則を取って、前に出られたところが大きかったなと思います。
津久井 私はブレイクダウンでもプレッシャーを感じていて、日本のアタックをさせないようにタックルでも時間をかけていて、それで相手は(ディフェンスの)セットをすることができていたのかな。