2月1日、JRFUは2024年度高校日本代表メンバー29名と3月のイングランド遠征スケジュールを発表した。今年度から高校日本代表の指揮官に就任した栗原立監督(名古屋西高校)に本発表前に行われたTIDユースキャンプでのコメントを紹介する。
桑原立監督

桑原立監督
この合宿では高校代表伝統のラッシュアップディフェンスとゲインラインに対してアタックすることをやっています
――26名前後に絞るのは難しくないでしょうか?
ゲームになって輝く選手とトレーニングから継続して良いパフォーマンスを出す選手がいて嬉しい悩みです。(イングランド遠征は)例年通りの人数で26人にプラスくらいです。あくまでもイングランドに勝つパッケージを考えています。
攻撃においてもディフェンスにおいても、時間とスペースを奪う、小が大に勝つことを常に考えながら、その時の強さと速さと巧みさにおいてどういう組み合わせがいいのか(考えています)。
(フロントローには)大きい選手も機動力ある選手もいるし、日本人の長所である速さ、上手さを組み合わせると十分に可能性があると考えているし、そうならないといけない。あくまでも合宿を通して(26名を)決めたいと思います。
――花園を経て新たにピックアップした選手もいます
(セレクションマッチでは)バックローの選手だとタックルに特化した選手はタックルでパフォーマンス出していたし、新たに選んだ選手も劣ることなく自分の力を発揮できていたかなと思います
――U20日本代表や日本代表との連携はあるのか?
この前U20日本代表のスタッフと話したとき、日本代表、U20日本代表、高校代表と偶然もあるけど同じコンセプトを持っているので、繋がっていけばいいなと思います
――今年度、50期の高校日本代表のスローガンはありますか?
スローガンは「THE RIGHT」を掲げていて、我々の勝ち方、正しいことをやりたい。
子どもたちにスローガンは何が良いかと問うと100通り出てくる。時間とスペースをこっちがコントロールするなど、イングランドに勝つための我々の正しいことをやりたい。