1月18日(土)ジャパンラグビーリーグワン、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、スピアーズえどりくフィールドにリコーブラックラムズ東京を迎えバイウィーク前の一戦に挑んだ。
序盤はブラックラムズとの接点の攻防に苦しみ中々トライラインを超えることができなかったが、後半13分にファウルア・マキシキャプテンのトライで逆転すると、CTBリカス・プレトリアスのトライでリードを広げると、後半粘り強いディフェンスでブラックラムズをノートライに封じ込めて26‐18で快勝。3勝1敗1分、勝点15で暫定5位で序盤の5試合を終えた。
14日に入団発表されたオールブラックス、FB/WTBショーン・スティーブンソンがリザーブ入り。後半11分に出場、水曜日に来日したばかりというが12月にも来日して練習に参加しチームの動きにアジャストし、トライにも絡むパフォーマンスを見せた。試合後に話を訊いた。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ ショーン・スティーブンソン
今日はすごく楽しかったです。クボタに来るまでにもいろんなことがありました。オレンジアーミーの前でこうやってプレーすることができて本当に嬉しいです。
――日本のリーグにアジャストすること
日本のラグビーは本当にクイックラグビーですけど、そこは自分の強みの一つでもあるので、フィットできると思っています。また新しいコーチとともにプレーすることも楽しみにしています。
――日本ラグビーを選んだ理由
18歳からずっとニュージーランドでラグビーをやっていて、10年くらいニュージーランドだけでやっていました。もうそろそろ新しいチャレンジとかをしたいと思っていました。そんなときにクボタからいいタイミングでオファーがきたんです。もちろん、ニュージーランドで生活することも楽しいし、離れることは寂しい部分もありましたが、クボタからいいチャンスをもらったのですごく感謝しています。今はファンの前でプレーすることを楽しみにしています。
――日本にはどのくらいいて、ニュージーランドに戻るというのは決まっている?
正直まだわからないですけど、まだニュージーランド協会と話していますが、とりあえず交流戦の5試合はいます。
――水曜日に来日して今日プレーするというのはサプライズなんですけども
コーチから話もありましたし、これがプロラグビー選手の宿命だと思っています。ただ、自分はいつでも出れるように準備はしています。実勢昨年の12月25日も1週間くらい日本に来て練習とかしていましたので動きとかはわかっていました。
ただ、こうしてクボタに入団することができてすごく感謝しています。バイウィークの前に1試合出場することができて本当に嬉しいですし、自分にとってもいい経験でした。次の三菱戦も楽しみにしています。
――短い準備期間で得点に絡むパフォーマンスを出せたのは
これも10年くらいプロラグビー選手をやっているので、どういうマインドセットで向かえばいいのかはわかっています。こうしてベンチに入ることもすごくエキサイティングな気持ちですし、このパフォーマンスを継続していきたいと思っています。
――日本での初戦がTJペレナラとの対戦でしたが感想は?
TJとは何回か試合をやりましたが、彼が10番で出場した試合は初めてやりました。すごくいい経験になりましたし、対戦相手としてもすごく手強い選手なので、この経験は本当に貴重だと思います。さらにこの試合に勝利したことはとても嬉しいね。
――日本でプレーするにあたり、オールブラックスの選手たちから何かアドバイスは?
結構いろんな人と話をしています。電話はSNSなど、連絡もありますが、ポジティブなことしか聞いていないよ。クボタからのオファーに感謝しています。
――日本に来て食事で楽しみにしていることは?
全部だね(笑)。全部食べたいし、いろんなところに行きたい!