スペイン戦前日練習―PR北野和子・WTB松村美咲、テストマッチ、ワールドカップへの思い | ラグビージャパン365

スペイン戦前日練習―PR北野和子・WTB松村美咲、テストマッチ、ワールドカップへの思い

2025/07/19

文●編集部


18日、サクラフィフティーンこと、ラグビー女子日本代表は福岡・JAPANBASEにて「太陽生命ジャパンラグビーチャレンジシリーズ2025」スペイン戦の前日練習を行った。一様にリラックスしたムードで行われ、翌日の試合に向けた最終調整を行った。練習終了後、2度目のワールドカップとなるPR北野和子(PEARLS)とWTB松村美咲(東京山九フェニックス)が翌日のテストマッチ、さらにワールドカップへの思いを話した。

PR北野和子

北野和子

北野和子


前回のワールドカップの時よりも、時間を使って、練習の量が本当に増えて、スクラム、ラインアウトの練習もひたすらやってきました。セットピースのところで確実にボールを獲得できるようになったのが、チームにとってすごくプラスになっている面だと思います。


――今何を大事に準備をしてきていますか?


私達よりも身長も高いし、体重もある相手に対してどう戦っていくのかというのをずっと考えてきたんですけど、私はスクラムの自分たちの小ささならではというか、身長も低いので、その低さをどう活かすのかという面を考えて。そこがプラスになるようなトレーニングを積んできました。モールに関しては、私たちはやっぱり身長が引くので低さを有利にしたいということは大事なので、体重も世界に比べると軽いので、いかに一体感というか、8人まとまって重い相手に対して戦うためにずっと取り組んでいます。


――キックが多くなるゲームの中でキックチェイスが重要になってきますが、FWとしてどう意識していますか?


キックを多用する戦術なので、私達がキックを蹴ることはないですけど、いつ、どういう場面でキックを使うのかというところの理解だったり、蹴った後のラインをあげてエリアをとりに行くところは全体練習の中でもすごくとリンクてきましたし、ハードワークの部分ですけど、そこも絶対に自分たちの武器にしたいところなので、FWとしてもチェイスの部分での働きかけは意識しています。


――これまでよりも走らなきゃいけない距離が増えたと思いますが、その部分を適応できるためにどんなトレーニングをしていますか。


その部分はきつい中でも全員でチェイスにいけるか、ここは意識して全員で取り組んでいます。

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ