櫻井綾乃・山本実・松村美咲・オリバー・リチャードソンS&Cコーチが話すサクラフィフティーンの現在地 | ラグビージャパン365

櫻井綾乃・山本実・松村美咲・オリバー・リチャードソンS&Cコーチが話すサクラフィフティーンの現在地

2025/08/19

文●編集部


ワールドカップ2025に向け開催地となるイングランド入りしているサクラフィフティーンが18日、滞在しているノーサンプトンからオンラインで取材に応じた。

櫻井綾乃(LO、29歳、横河武蔵野アルテミ・スターズ)

櫻井綾乃

櫻井綾乃


――イングランドに到着して、今はどんな状況ですか?


「すごく良いグラウンドを使わせていただいて、チームも自分もすごく良い状態で準備ができています。私はこれまで、イングランドといえば曇っているというイメージを持っていたのですが、今は毎日天気が良くて、ハッピーな気持ちで過ごせています。先日はワールドカップのセレモニーも行われて、改めて、大会が近づいていると実感してきました」


――イタリア戦を終えて、ワールドカップに向けた準備の状況は?


「イタリア戦のあと、ワールドカップの開幕まではちょうど2週間あるのですが、まず初戦のアイルランドに向けて、1戦目を大事にしようということをチームとしてもフォーカスポイントにしているので、チームにインパクトをもたらす存在になれるよう意識して行動しています」

――プレー面ではどういう部分にフォーカスしているのでしょう。


「個人としてはまずセットプレー。スクラムとラインアウトでボールを獲得して良い条件で供給できるように練習しています。個人としては、フィールドでは攻守ともにインパクトを与えて試合の流れを作る、モメンタムを作りたいと思っています」


――櫻井選手はいわゆるビッグプレーを見せるタイプではないと思うのですが、インパクトはどのように? あるいはビッグプレーを狙うとか?


「はい、個人的にはビッグプレーをするタイプではありません(笑)。ひとつのオーバー、ひとつのジャッカルで着実に相手をドミネートする、ひとつひとつの小さいプレーで攻守の局面にインパクトを残していくのが目標です」


――アイルランドをどのように見ていますか?


「力をつけている相手なので、試合の入りが重要になる。最初にジャパンの流れを作れるかどうか。アイルランドは大きい選手が多いし、勢いをつけさせたらまずい。フィジカルで負けないように、自分たちが積み上げてきたフィジカルの部分を相手に対して出していけたらいいと思う」

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