東京サントリーサンゴリアスは、プレーオフ準決勝で東芝ブレイブルーパス東京と対戦。序盤リードするも後半連続トライでリードされ、最後まで追いつくことができず昨年に続き、ファイナル進出を逃した。ハーフ団、SH齋藤直人とSO高本幹也に試合後話を聞いた。
東京サントリーサンゴリアス SH齋藤直人
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前半自分たちのプランはうまくはまっていたんですけど、後半開始3分での結構簡単にトライをされたというのが、そこも含めて後半はやっぱり流れが完全に向こうだったかなと。前半コンテストボールが結構うちにはいっていたのが、後半割とクリーンキャッチされることもありましたし、ルーズボールも結構向こうに入っていたのが大きかったなと。
1対1の部分でタックルがうまく決まらなかったというか、東芝のすごい強みで前に出られてしまったところが流れを失う一つの要因だった。
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――前半コンテストキックを増したのは?
モウンガとか、ジョネとか、(桑山)淳生とか、脅威になるランナーに長いボールを預けて簡単に走られるよりかは、自陣からでもコンテスト(ボールを)上げてそこでクリーンキャッチされてもプレッシャーをかけてブレイクダウンでディフェンスから始められるし、フリーでカウンターされることだけを減らしたかったという意図がありました。
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東京サントリーサンゴリアス SO高本幹也
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前半後半ともに、プラン通りには進められたんですけど、やっぱりちょっと力の差の部分が勝敗をわけたかなと思います。一つ一つのプレーの精度だったり、80分間集中するといったところですね。
自分たちの準備してきたことが、しっかり出せたのでいい雰囲気で前半を終えたかな。(もう少しスコアしたかった?)そうですね。トライを取れればベストだったんですけど、やっぱりプレーオフなんで、相手も気合入っているんでなかなか思い通りにはいかなかったかなと思います。一つディフェンスは固かったかなと思います。
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ドロップゴールについては、直人さんと事前にそういうコミュニケーションをとっていましたした。練習でも試合でもいいコミュニケーション取れていたんで問題なく、80分過ごせたかなと思います。
今日の試合ではノックオンが多かったり、大事なところでスローフォワードしてしまったりとか、オブストラクションしてしまったりとかそういう小さなところが出たかな。自分たちのちょっとした意識のところが出たかなと。
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やっぱりプレーオフで負けたら終わりで緊張感がすごい。一つ一つのプレー選択とか、このあと府中に帰って映像を見返した時に反省するところがいっぱいあると思う。なんでああいう判断をしたんだろうとか。そういうのは直して行きたい。
(ディフェンスについては)今日は止めた方じゃないですかね。もっともっとディフェンスが武器になるようにがんばっていきたいなと思っています。10番は体が小さくて狙われるところだと思うんで、これからもずっと強化していきたい。