序盤の6試合を終え、トップチームとのチャレンジングな試合が続く三重ホンダヒート。ブレイブルーパスやワイルドナイツ戦で垣間見えたアタックに関してはその可能性を感じさせた。キーラン・クローリーHCのラグビーを体現するSH根塚聖冴は第3節の東京サンゴリアス戦から4戦連続で先発出場。法政大学時代にハーフ団を組んでいた呉洸太とのコンビネーションもチームのアタックに勢いをもたらしている。ここまでの戦いについて話を聞いた。
――今日の試合は残念でしたが、根塚選手個人としては先週リーグワンのベスト15にも選出されました。ディビジョン1で戦って、今どのような感想を持っていますか。
先週のブレイブルーパス戦まで、自分たちがディビジョン1のレベルにどんどんアジャストしていけていて、徐々に良くなっていってた中で、このワイルドナイツの試合だったんですけど、明確にやっぱりここがトップのレベルっていうのを思い知った試合かなって思います。
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先週のブレイブルーパス戦ではアタック面で手応えも掴んだところだったが・・・
――シーズン前にハーレクインズでそういうところを一番学んできたか、そして今試合でどういうところが生きていると思いますか。
ハーレクインズで僕が主に学んできたのはキッキングのところとゲームのコントロール、ここの二つをすごく大きなフォーカスとしてイギリスに行かせていただいた。特にやっぱり試合に活きているのはゲームコントロールです。昨年度よりやっぱり落ち着いて状況を見て、自分で判断してプレーができているので、しっかりボールを動かす方向を間違えることもなくなりましたし、その中でやっぱり空いてるスペースを落ち着いて見れているので、自分のアタッキングの部分も徐々に出していけているのかなと思います。
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根塚聖冴
――もう少しこの辺をこうレベルアップさせたいなという部分はありますか。
いろいろなところでづが、やっぱりキッキングの部分とゲームコントロールの部分は良くはなっていくんですけど、全然まだまだもっと向上できる。伸びしろっていうのはあるので、そこはやっぱり引き続きやっていきたいなと思います。
――SO呉洸太選手とのコンビネーションはいかがですか。
もう大学からずっとハーフ団組んでいるので、気心は結構知れていて、やっぱり要求してくるものも分かっているので、10番の中ではやっぱりやりやすいかなっていうのはありますね。