5日、ジャパンラグビーリーグワン、開幕2連勝の三重ホンダヒートはホスト・鈴鹿にクボタスピアーズ船橋・東京ベイを迎え、開幕3連勝をかけて戦った。
今シーズン整備されたディフェンスがこの試合も機能して、昨シーズンのように崩れることなく試合終盤までスピアーズとのシーソーゲームとなった。2点リードで迎えた75分、スピアーズWTB木田晴斗に逆転トライを許し開幕3連勝はならなかった。とはいえ、ボーナスポイント1を獲得して勝ち点は9と5位につけている。次節はアウェイでワイルドナイツと対戦する。
三重ホンダヒート キアラン・クローリーHC

キアラン・クローリーHC
おそらく2つの感情が今入り混じっています。勝利を逃したことは非常に残念です。しかし、選手たちが1ポイントを獲得してくれたことに誇りを感じている。努力と結果が実を結んだのです。素晴らしいパフォーマンスでボーナスポイントを獲得しました。
前半は、相手にプレッシャーをかけられなかったために、チャンスを逃してしまった。そのプレッシャーから得点を取れなかった。そして後半、少しボールを前線に蹴ってしまったことで、相手に攻め込むチャンスを多く与えてしまった。
でも、それが私たちがやろうとしていたことでもあった。だから、そういう展開になることも想定内だった。ほんの少しの差でしかない。キックのチェイスで、タックルから一人の選手が抜け出して、そのまま敵陣で得点してしまう。こういうのが、この試合の小さな差です。最後まで試合に集中していたことは、自分たちにとってポジティブなことです。

フランコ・モスタート